狩りをするヴェロキラプトル/Hunting Velociraptor
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クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
先制攻撃
あなたが唱える恐竜(Dinosaur)呪文は徘徊(2)(赤)を持つ。(あなたがこのターンにそのクリーチャー・タイプであるクリーチャーでプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたなら、その呪文を徘徊コストで唱えてもよい。)
映画シリーズ「ジュラシック・ワールド」とのユニバースビヨンド。あなたの唱える恐竜呪文にこれのマナ・コストと同コストの徘徊を与える恐竜。
徘徊という条件はあれど、3マナのクリーチャーの能力で、恐竜という全体的に重めなクリーチャー・タイプをわずか3マナで出せるようになるというのは破格の性能である。徘徊は「唱える」能力という点もミソで、覚醒の太陽の化身/Wakening Sun's Avatarのような唱えた場合限定の能力も利用できる。手札に限らずあらゆる領域に作用するので、原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamityなどの重量級統率者との相性も良好。
先制攻撃を持つ点もポイントで、小型のブロッカーしか用意していない対戦相手に対し一方的に討ち取られるか踏み倒されるかの選択を突きつけることができる。
このように能力自体は強力だが、これ自身はタフネス2しかなく除去されやすい点は弱みと言える。除去をケアしてヴェロキラプトルと他の恐竜を同一ターンに出す場合、後者が7マナ以上ならマナ効率的には得をしているので、そうしたカードが多いデッキならば強く使いやすいか。
ルール
- この能力は戦場で作用する能力である。狩りをするヴェロキラプトル自体を徘徊で唱えられるわけではない。
- 徘徊は代替コストであるため、他の代替コストと併用できない。例えばジュラシック・パーク/Jurassic Parkから脱出する恐竜に徘徊コストを適用することはできない。
ストーリー
ヴェロキラプトル/Hunting Velociraptorはジュラシック・ワールド・シリーズに登場する恐竜(イラスト)。
鋭い前足の鉤爪を使い、集団で狩りを行う。知能が高く囮を使ったり、ハンドルバーのドア程度なら開ける事ができる。シリーズ第一作目「ジュラシック・パーク」後半のメインモンスターであり、その後もシリーズを通して活躍する。
イラストの人物はパークの恐竜飼育責任者であったロバート・マルドゥーン/Robert Muldoonで、この後ヴェロキラプトルに襲われることになる。