果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
(X),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量がX点以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後、ライブラリーを切り直す。
(3):あなたの墓地にあるレベル・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
伝説のレベルであり、最強のリクルーター。任意のマナ総量を選べるリクルート能力に加え、レベル限定の墓地回収能力を持つ。
基本的にレベルのリクルート能力のコストは「対象のマナ総量+1」となっているのに対し、こちらは1マナ軽くてすむ。しかも呼びたいクリーチャーに応じてコストを決められるため融通が効き、他のレベルが持つ「最大値より軽いクリーチャーを呼ぶとその分無駄になる」という欠点も解消している。マナさえあれば何マナのレベルでも戦場に出せる他、墓地にあるレベルをライブラリーに戻すことも可能。これが回りだすとレベルを完全に除去することは非常に難しくなる。
マスクス・ブロック構築であまりにリベリオンが蔓延したために、2000年7月1日より、マスクス・ブロック構築で禁止カードとなった。もっとも、禁止になったのは神河物語で改定される前の「先に出したもの勝ち」だったレジェンド・ルールの存在も大きかった。改定後には禁止解除されないのかという声もあったが、公式に否定されている[1]。更に基本セット2014で再改定されたレジェンド・ルール下では対消滅が起こらなくなったため、単体除去へ対応して自身をリクルートしてくれば疑似的な除去耐性を得られるなど、往年以上のカードパワーとなっている。
- X=0で起動することで、リクルートはできなくともライブラリーをシャッフルできる。カウンターレベルが渦まく知識/Brainstormでライブリートップに戻した不要カードを処理するために使ったテクニック。
- 神河物語のレジェンド廃止によって、一時期はクリーチャー・タイプがレベルのみであったが、2007年9月サブタイプ変更で人間が追加された。
- 「リン姉」と呼ばれることもある。例えば、ポルチャ梅山氏もゲームぎゃざ誌で連載していた漫画「ポルチャ梅山の勝つためのマジック」でこの呼び名を使っている。
開発秘話
Top Deck5号掲載記事Insider Tradingによると、このカードのプレイテスト版はカード名が「Liin Sivi, Rebel Leader」で、3WWの5マナ3/3、2番目の能力の起動コストは(4)であった。デベロップ・チームは「トーナメントで活躍できる伝説のクリーチャーを作成する」および「リクルートのメカニズムをもう一段強化する」という2つの課題の下で調整し、製品版となった。
ストーリー
詳細はリン・シヴィー/Lin Sivviを参照。
- 設定上は鎖ナイフ/Lashknifeの達人だが、カードのリン・シヴィーは先制攻撃は持っていない。
脚注
- ↑ Ask Wizards 2005/03/01 - Wayback Machine(2005年11月17日アーカイブ分)