交換される牛/Bartered Cow
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Bartered Cow / 交換される牛 (3)(白)
クリーチャー — 雄牛(Ox)
クリーチャー — 雄牛(Ox)
交換される牛が死亡するか、あなたがこれを捨てたとき、食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
3/3死亡するか手札から捨てることで食物トークンになる牛。カード名からすると、少なくとも捨てたときの誘発型能力に関しては、何かと交換される場合を意味しているのだろう。
ただでは死なないとはいえ、4マナ3/3のバニラは構築では言うに及ばず、リミテッドであっても地味な性能。魔女のかまど/Witch's Ovenなどのサクり台や、胸躍る可能性/Thrill of Possibilityなどのルーターがあれば任意のタイミングで食物を生成できるものの、これだけのためにデッキ構築を歪めるのは考えもの。同じ白の4マナ域にはアーデンベイルの聖騎士/Ardenvale Paladinや混成クァドラプルシンボルのサイクルなどより強力なカードがあるのも逆風。メジャーなアーキタイプではないが白黒食物など防御的なデッキを組む場合は採用してみても良いかもしれない。
- 英語名はCow(雌牛)で、イラストでも乳房があるので明らかに雌だが、クリーチャー・タイプは雄牛(Ox)という不整合がある。一応アン・ゲームには雌牛というタイプが存在するが、このカード1枚のために黒枠入りさせるわけにはいかなかったのだろう。
開発秘話
モチーフは、イギリスの童話『ジャックと豆の木』に登場する牝牛。ジャックは母親に言われて牛を市場へ売りに行くが、途中で出会った男が持つ豆と牛を交換してしまう。
展望デザインの段階では、対戦相手が選んだパーマネント1つと自身のコントロールを交換するETB能力を持っており、色は交換の色である赤だった。その後セット・デザインによって、食物・トークンに関する能力を持つように変更され、色も家畜の牛により相応しい白となった[1]。