ブレタガルドの英雄/Hero of Bretagard
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クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
あなたの手札から1枚以上のカードが追放領域に置かれるか、あなたがコントロールしている呪文や能力が戦場から1つ以上のパーマネントを追放するたび、ブレタガルドの英雄の上に、その総数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。
ブレタガルドの英雄の上にカウンター5個以上が置かれているかぎり、これは飛行を持ち、これの他のタイプに加えて天使(Angel)でもある。
ブレタガルドの英雄の上にカウンター10個以上が置かれているかぎり、これは破壊不能を持ち、これの他のタイプに加えて神(God)でもある。
あなたの手札が追放されるか、あなたがパーマネントを追放するたび強化されていき、最終的に天使や神へと昇り詰める人間・戦士。
最初のP/Tは最低であり、少なくとも3回は誘発させないとお話にならないものの、天使にまで成長させれば単体6/6飛行のフィニッシャー級となり、勝負を決定づけうる。さらに神にまで到達すればなお盤石であるが、現実的にはそこまで辿り着けるのは既に相当に有利な状況でオーバーキルにしかならないケースが多いだろうが、それでもある種のロマンは間違いなくある。
予顕や待機はもちろん、明滅系の能力や追放除去などの白いデッキの汎用カードで自然と誘発条件を満たしていけるのでデッキを極端に偏らせる必要がないのがうれしい。もちろんある程度これを狙った形に工夫すればなお効率よく成長でき、告別/Farewellや学期の終わり/Semester's Endのような全体追放効果があれば一気にジャンプアップが狙えるし、緑を足して硬化した鱗/Hardened Scalesや吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpackなどで後押ししてやるのもよい。
- 天使化/神化のために参照しているのは「カウンター」であり、必ずしも「+1/+1カウンター」である必要はない。例えば予想外の牙/Unexpected Fangsで置かれる絆魂カウンターなどのキーワード・カウンターでもカウントされる(結果、予想外の牙1つでカウンター2個分を稼ぐことができる)。
- この手のLvアップ系カード全般に言えることとして、潜在的な危険性も踏まえてゲーム中でのヘイト値が高く置かれやすい。よほどうまくやらないとすぐ除去されてしまうわけだが、避雷針になるという考え方もできる。
オラクルの変遷
1つ目の能力の印刷時のテキストは以下の通り。
あなたがあなたの手札からカード1枚以上か戦場からパーマネント1つ以上を追放するたび、ブレタガルドの英雄の上に、その総数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。
このテキストは精霊表現者/Elemental Expressionistと同様の問題があったため、ストリクスヘイヴン:魔法学院発売時にエラッタが出され次のテキストになった。
あなたがコントロールする呪文や能力があなたの手札からカード1枚以上や戦場からパーマネント1つ以上を追放するたび、ブレタガルドの英雄の上に、その総数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。
しかし、このテキストでは予顕や待機で手札のカードを追放した場合に(特別な処理であるため)機能しない問題があったため、モダンホライゾン2発売時に再度エラッタが出され現在のテキストになった[1]。