タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero
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Tahngarth, Talruum Hero / タールルームの勇士ターンガース (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
警戒
(1)(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。タールルームの勇士ターンガースは、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージをタールルームの勇士ターンガースに与える。
ウェザーライト/Weatherlight・クルーの伝説のミノタウルス。赤では珍しい警戒を持ち、それに加えてクリーチャーの除去能力まで持っている。
要するにこの能力は、他のTCGを嗜んだマジック初心者がよくしがちな、クリーチャーへの直接攻撃を実際にしてしまうわけである。これ以前ではカープルーザンのイエティ/Karplusan Yetiなどが同種の能力を持っていた。だがこのカードはイエティとは違い、警戒により自身の攻撃宣言後にタップ能力を使うことができる。連続突撃/Relentless Assaultなどの派生と見られるかもしれない。
当時のスタンダードではブラストダーム/Blastodermやシヴのワーム/Shivan Wurm、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuの影に隠れがちだったが、赤の大型クリーチャーとして決して弱くないカードである。初期のファイアーズやノーファイアー、スペッド・レッド等で一枚挿しされることがあった。
リミテッドにおける制圧力は圧巻。
- 神河物語のレジェンド廃止によって、一時期はクリーチャー・タイプがミノタウルスのみであったが、2007年9月サブタイプ変更で戦士が追加された。
- 能力に関するルールはTrackerを参照。
- 後年にはこの手の能力は格闘のキーワード処理を用いて表記されるようになったが、これはダメージを与えるタイミングが同時でないため格闘を用いた表記にはなっていない。格闘の項も参照。
- 警戒とタップ能力の両方を持つ初のクリーチャー[1]。
- プレーンシフトにはプレミアム・カード版と普通のカードとで絵が違うものが3枚存在する。これはそのうちの1枚。他の2枚は飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlightと堕落した者アーテイ/Ertai, the Corrupted。
- タールルームの勇者/Talruum Championとは微妙に名前が違う。
関連カード
- タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero
- 航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate
- Tahngarth(ヴァンガード)
- 殴り合い/Brawl - 「みんなで殴り合う」状況を作り出すことができる。イラストでもターンガースが活躍(?)している。(メルカディアン・マスクス)
- 闘技場の大魔術師/Magus of the Arena - 同じく殴り合い能力を持つ赤の大型クリーチャー。ターンガースと違いタッパーとしても利用できる。(時のらせん)
ストーリー
詳細はターンガース/Tahngarthを参照。
脚注
- ↑ Scryfall検索結果 (oracle:{T} oracle:Vigilance) type:creature prefer:oldest order:released direction:asc