飲み込む金屑ワーム/Engulfing Slagwurm
提供:MTG Wiki
自身と戦闘したクリーチャーを飲み込んでライフに変えてしまうクリーチャー。
ブロックされるかブロックした時点で破壊してしまうため、実質的に戦闘では無敵であり、複数ブロックすら通用しない。ただしチャンプブロックされると攻撃を通せないことに変わりはない。トランプルを持たせればほぼ確実にパワーの分だけ防御プレイヤー(またはプレインズウォーカー)に戦闘ダメージを与えられるため、何らかの手段で持たせたいところ。
リミテッドではフィニッシャーとして十分なサイズだが、構築においては能力がアドバンテージに直結しにくい点や、除去耐性が無いことから使いにくいと思われる。普通はペラッカのワーム/Pelakka Wurmの方が使い勝手がよいだろう。
- 除去が薄い、または火力や四肢切断/Dismemberに頼るデッキの場合、うっかり出されてしまうと詰みである。
ルール
- ブロック・クリーチャー指定ステップに能力が誘発し、解決されるため、これによって破壊されたクリーチャーは戦闘ダメージを与えない。
- 複数のクリーチャーによってブロックされるか複数のクリーチャーをブロックした場合、その各クリーチャーに対して誘発する。
- 参照するタフネスの値は、何らかの理由でまだそのクリーチャーが戦場に残っているならば現在の値を、そうでないならば最後の情報を参照する(CR:608.2h)。
- 解決時にそのクリーチャーが戦場を離れたり再生するなどして破壊できなかったとしても、ライフを得ることができる。
参考
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - レア
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - レア