隔離の場/Quarantine Field
提供:MTG Wiki
Quarantine Field / 隔離の場 (X)(X)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
隔離の場は、孤立(isolation)カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
隔離の場が戦場に出たとき、これの上に置かれている孤立カウンター1個につき、対戦相手がコントロールする土地でないパーマネントを最大1つ対象とし、隔離の場が戦場を離れるまでそれらを追放する。
4マナで1つ、6マナで2つ、8マナであれば3つという具合。X呪文の例に漏れず原型である払拭の光に比べると重いが、中盤以降X=2以上で戦場に出すことができれば大きなボード・アドバンテージを取れるのは魅力。隔離の場を除去されてしまうとテンポ・アドバンテージ損失が大きいため、コントロールであれば打ち消しや破壊不能を与えるカードで守りきる、ミッドレンジであれば戦場の優位を確保している間にライフを削り切ってしまうのが理想的な展開。
登場時のスタンダードではメインデッキから入るエンチャント除去であるドロモカの命令/Dromoka's Commandが幅を利かせているのが逆風だった。ポテンシャルは高いため、マナの伸びる白系デッキではサイドボードに1枚差しされている場合が多い。ローテーション後はメインデッキから採用するデッキも表れた。
ルール
- 能力に関する基本的なルールは払拭の光/Banishing Lightを参照。
- 追放する誘発型能力がスタックに乗る際に孤立カウンターの数を参照し、対象に選べる最大数を決定する。この能力の解決までに孤立カウンターが増減しても対象の数は変化しない。
- 倍増の季節/Doubling Seasonなどの置換効果によって置くカウンターの数を増減させる効果の影響を受ける。
- 追放した後に孤立カウンターが増減しても、追放されたパーマネント・カードや戦場に戻る効果に影響は与えない。