マルフェゴール/Malfegor
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伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) ドラゴン(Dragon)
飛行
マルフェゴールが戦場に出たとき、あなたの手札を捨てる。各対戦相手は、これにより捨てられたカード1枚につきクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
6マナ6/6飛行と高コストパフォーマンスの伝説のデーモン・ドラゴン。自分の手札をすべて捨て、各対戦相手に捨てた手札1枚につきクリーチャー1体の生け贄を強要するETB能力を持つ。
手札をすべて失うデメリットは痛いが、6/6の飛行クリーチャーが戦場に出た上にすべての手札がノーコストかつ多人数戦対応の残酷な布告/Cruel Edictになると考えると悪いものでもない。手札が0枚でも唱えられ、その場合ならノーリスクである。
逆に、デメリットを無視し能力を当てにするとなると、黒赤は普通手札の消費が激しい色なので、普通に唱えられる頃には手札の枚数が対戦相手のクリーチャーの数を下回ってしまうこともあるかもしれない。
- その能力ゆえ暴勇との相性が良い。
- 蘇生との相性も良好。能力でブロッカーを除去し、対戦相手を丸裸にすれば蘇生したカードの攻撃も通しやすい。
- デーモン・ドラゴンでありながら、悪斬の天使/Baneslayer Angelを除去できる稀有なクリーチャーであった。
- コンフラックスのプレリリース・カードとして、別イラストのプレミアム・カードが配布された[1]。アイコニックマスターズでもこちらのイラストで再録された。
開発秘話
開発時には、ETB能力は「マルフェゴールが戦場に出たとき、あなたの手札を捨てる。あなたはこの方法で捨てたカード1枚につき、対象のクリーチャー1体を破壊してもよい。」という能力であった。しかし、対象が決定されるのは解決する前なのに対し、手札を捨てるのは解決時であるため、ETB能力に対応して何らかの方法で手札の枚数を減らした場合、対象と破壊する数が不一致となるルール上の問題があった(当時は再帰誘発型能力の概念がなかった)。この問題を解決するため、「プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーはこの方法で捨てたカード1枚につき、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。」に変更された。その後、Gregory Marquesが弱体化に悲しんだことをMike Turianに話し、現在の「各対戦相手」に変更された[2]。
関連カード
- マルフェゴールの息/Breath of Malfegor - 同じく、多人数戦に対応している。
ストーリー
マルフェゴール/Malfegorはグリクシス/Grixisの強大な悪魔。アンデッドの軍団を率いる。詳細はマルフェゴール/Malfegor (ストーリー)を参照。
参考
- ↑ Conflux Prerelease Card(Arcana 2009年1月15日)
- ↑ The Legend of Malfegor(Serious Fan 2009年3月17日)