オルサンクの火/Fire of Orthanc
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対象が破砕/Demolishと同じになった地盤の裂け目/Tectonic Riftであり、両者の上位互換。
指輪物語:中つ国の伝承は飛行クリーチャーの種類が比較的少ないカード・セットであり、リミテッドではブロック制限効果が機能しやすい。
膠着状態を打開する以外の役割が小さく、よほど攻撃的なデッキでなければ腐りやすいという欠点は地盤の裂け目と同じであるが、西方の焰、アンドゥーリル/Andúril, Flame of the Westのようなボムレア級アーティファクトを対処できる可能性もある。また、レア以上にミナス・ティリス/Minas Tirithのような非マナ能力を持つ土地があるので、それらの対策にもなりうる。とはいえ、刺さる状況は限定的であるし、アーティファクト除去という観点では火の中へ投げ捨てる/Cast into the Fireの方が小回りが利くので、基本的にはサイドボード向けのカードと言える。
ストーリー
「二つの塔」の一幕(イラスト)。
角笛城/Hornburgでのローハン/Rohan軍とアイゼンガルド/Isengard軍の戦いの最中、暗渠から侵入してくるオークを止めるためバリケードを張るローハン軍だったが、突如爆発が起きバリケードが吹き飛ばされる。アラゴルン/Aragornはこれをオルサンクの火と呼び、サルマン/Sarumanの妖術に違いないと看破するのだった。