石角の高官/Stonehorn Dignitary
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対戦相手の戦闘フェイズを一度だけ飛ばすCIP能力を内蔵した187クリーチャー。空城の計/Empty City Ruseに近い効果。
4マナで1/4のサイズは柱平原の雄牛/Pillarfield Oxにすら劣るが、時間稼ぎに特化した能力で1ターンの安全とブロッククリーチャーを確保できる。タイタンサイクルや炎破のドラゴン/Flameblast Dragon、滅殺などの攻撃で誘発する能力も無効にできるのは濃霧/Fogなどの戦闘ダメージを軽減するだけのカードに無い利点。
リミテッドでは中盤ではブロッカーとして活躍し、終盤では対戦相手のクロック計算を狂わせることができる。ただし、包囲マストドン/Siege Mastodonなど単純に大きめのクリーチャーのほうが役立つ場面も少なくない。
構築ではブリンクのようなCIP能力を使いまわすギミックを用いるデッキでの活躍が期待される。滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojournerとは、ヴェンセールを守りつつ忠誠度を上げられるため相性がよい。
- 空城の計と異なり「次の戦闘フェイズ」であるため、効果は蓄積する。まばゆい天使/Blinding Angelの項も参照。
- 同様にCIP能力で次の戦闘フェイズを飛ばす亡霊の首領/Revenant Patriarchが存在する。そちらは唱えないと能力が誘発しないため、ブリンクのギミックは使えない。