レギオン
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レギオン/Legions
オンスロート・ブロックの1つ目の小型エキスパンション。意味は「軍団」。
収録カードがすべてクリーチャー・カードという、前代未聞のカードセット。 さらに、新キーワード能力が3つも登場し、話題を呼んだ。→二段攻撃、増幅、挑発 表になった時に誘発する変異誘発型能力を持った変異クリーチャーが数多く登場し、変異の新たな側面を見せた。
アーティファクト・クリーチャーも登場しなかったので、カードの枚数を5の倍数にするため、通常より収録枚数が2枚多くなっている。
「クリーチャーのみ」というセットの中にも、非クリーチャー呪文らしさを演出しようという試みが取られている。 前述の変異誘発型能力がメインであるが、詩神/Museのサイクルも「エンチャントっぽい」クリーチャーとしてデザインされたものである。
15体のスリヴァーが新たな能力を持って復活しており、ファンを喜ばせた。 ちなみに、オンスロートの激浪の複製機/Riptide Replicatorやグラクシプロン/Graxiplonは、スリヴァー復活を示唆するイラストやフレイバー・テキストが使用されていた。
- セットの略号でレジェンド/Legendsとの紛らわしさが問題となり、これ以降のセットの略号はそれまでの2文字のものだけでなく、3文字のものも用いられることとなった。
またこれに伴い、これ以前のセット、トーメント、ジャッジメント、オンスロートにも3文字略号が作られた。 (現在ではすべてのセットに3文字略号が設定されている。 →カードセット一覧) しかしLEGもLGNも両者のスペルが被っている所しか取られていないので、あまり役に立っていないという説も。
- レギオンとは、ローマ軍隊の編成において、5000〜6000人の軍隊を指す言葉である。転じて、多数・軍団といった意味を持つようになった。
また新約聖書中にて悪魔を指して使われた(ローマはキリスト教徒を弾圧したため、それに対する当てつけで悪魔を指してレギオンと書いたという説もある)ため、悪魔の軍勢というニュアンスも含む(cf. 「女神転生」シリーズの悪霊レギオン))。
- 英語のLegionはレギオンとは読まず、正しくはリージョンと読む。
日本語ではレギオンと発音されることが多い(この他にプレイステーションソフト「カオスレギオン」や映画「ガメラ2 レギオン襲来」など)が、英語の発音がラテン語などからかけ離れているだけで、日本人が引け目を感じる事は何もない。 『文語譯聖書』では既にレギオンと訳されている。
パッケージ・イラストは
2003年2月発売。全145種類。 エキスパンション・シンボルは盾と交差した槍。
デザイン [#design]
デザイン・チーム | Mike Elliott (lead) | |
Mike Donais | ||
開発チーム | William Jockusch (lead) | |
Elaine Chase | ||
Mike Donais | ||
Worth Wollpert | ||
アート・ディレクター | Jeremy Cranford | |
Dana Knutson |