ガイアの祝福/Gaea's Blessing

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キャントリップ付きライブラリー修復用カード。ライブラリーから墓地に直接置かれると自動修復を行う能力も持つ。

コストが一切かからない自動修復の誘発型能力が優秀であり、もっぱらこれを目当てに採用される。自分でドルイドの誓い/Oath of Druidsのようなカードを使う場合、この能力を積極的に利用することができるため、オース系デッキやターボ・ズヴィといったデッキのキーカードとなった。

能動的に使う以外にもライブラリー破壊のコンボデッキへの対策として使えるため、デッキタイプを問わずサイドボードに1枚挿しされる運用も見られた。緑マナが出ないデッキでも問題ないのが利点。コンボデッキ側にとっては天敵なので、対策として道化の帽子/Jester's Capを投入したり、ウィップ・ショッカーなどの手札を経由する方法が使われた。

また普通に使った場合もキャントリップが付いていて無駄にならず、ライブラリーアウトに対して充分な効果を持つ為、D5Cやワラミーズのようなパーミッションに単独で採用されることも多かった。

• 誘発型能力は強制である。特に、ライブラリー破壊を伴うライブラリー操作（諜報など）を行う場合などは注意。
• 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。
• ドミナリアでは新規イラストで再録。長い時を経て、かつて騎士が残した剣だけが今もそこにある。

[編集] ルール

• 墓地のカードを1枚も対象に取らなかった場合や墓地のカードが不正な対象となった場合も、ガイアの祝福は問題なく解決される。ライブラリーに加えるカードが1枚もなくてもライブラリーを切り直す。その後、カードを引く。
• プレイヤーのみが不正な対象となっていた場合、解決は行われるが、「そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。」手順を実行できないため、結果としてライブラリー修復部分は何もしない。その後、カードを引く。
• 墓地のカードとプレイヤーのすべてが不正な対象だった場合は立ち消えし、カードを引くこともない。
• 嘘か真か/Fact or Fictionやけちな贈り物/Gifts Ungivenで墓地に置かれた時にも能力が誘発する。なぜなら、公開されたカードは、ライブラリーから墓地へ行くまでの間に、他の領域へ移動していないからである。

[編集] 参考

• 墓地対策カード
• ガイア/Gaea（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：ドミナリア - アンコモン
• カード個別評価：時のらせんタイムシフト
• カード個別評価：ウェザーライト - アンコモン
• カード個別評価：エターナルマスターズ - アンコモン
• Secret Lair Drop Series: Artist Series: Ryan Alexander Lee