ベイーンのヴェール/Beyeen Veil
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パワー低下と土地の2つのモードを持つ両面カード。
第1面は対戦相手のみに-2/-0の全体パワー低下。2マナの軽さに比して悪くないコスト・パフォーマンスであり、特にウィニー相手に1ターン凌ぐのにはもってこいの性能をしている。攻撃クリーチャー指定後にコンバット・トリックとして使うのが基本だが、構築では戦闘開始ステップに使うことで恋煩いの野獣/Lovestruck Beastの攻撃を封じれることも覚えておきたい。
第2面はタップインで青マナが出せる土地。こちらの性能は平凡だが、第1面が対戦相手のデッキタイプによって腐りやすいため土地として使えるようになった意義は大きい。
全体として尖ったアグロ対策でありながらメインデッキに採用しやすい性能となっており、構築でも青系の中低速のデッキに1-2枚の採用が散見される。
リミテッドでもなかなか強力な1枚。ゼンディカーの夜明けのリミテッドはパーティー形成のために横並びになりやすく、複雑な戦闘を一気に有利に傾けるのにもってこい。
- 第1面は形勢一変/Turn the Tideそのものであり、カード全体としては上位互換にあたる。
- 他のカードに交換できる形勢一変の亜種としては、近い時期に妨害する罠/Hampering Snareというカードも存在している。そちらはサイクリング付き。