血の署名/Sign in Blood

提供:MTG Wiki

2024年8月3日 (土) 17:05時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Sign in Blood / 血の署名 (黒)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引くとともに2点のライフを失う。


2点ライフロスつきドロー呪文夜の囁き/Night's Whisper色拘束がきつくなったことで任意のプレイヤー対象に取れるようになった。

自分に撃つ場合は夜の囁きと同様。長期的な効率ではファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena闇の腹心/Dark Confidantなどのドローエンジンに劣るが、2マナという軽さで即座にカードを2枚引けるのは強力。

加えて対戦相手に撃てるようになったことで、相手のライフを2点以下まで削ればフィニッシュ手段にも転用できるようになった。あくまでおまけ程度の性能であり、対応してライフを回復された場合は利敵行為にもなりかねないが、「ライフが2点以下になると直接のライフロスで敗北するリスクが生じる」というプレッシャーをかけ相手の動きを制限することも期待される。地獄界の夢/Underworld Dreams系の置物があれば本体火力としても及第点以上の性能になり、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseがいれば2マナ6点という高効率を発揮する。

惜しむらくは色拘束がきつい点。黒をタッチした程度のデッキでは気軽に採用するのは難しく、単色デッキでも変わり谷/Mutavault廃墟の地/Field of Ruinといった無色土地が一定数採用されることが多いため、ダブルシンボルを捻出できず軽さを活かせない状況はしばしば発生する。ドローの安定性を重視する際は夜の囁きの後塵を拝することもあるか。

総合的な使い勝手のよさが評価され、黒が濃いデッキであればビートダウンコントロール共に採用することがあった。特にパウパー黒単コントロールでは主力の3マナクリーチャーより一手早くアドバンテージを得られるカードなので、ほぼ確実に4枚積まれる非常に重要なカードである。

参考

QR Code.gif