永遠のドラゴン/Eternal Dragon
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行
(3)(白)(白):あなたの墓地にある永遠のドラゴンをあなたの手札に戻す。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
平地(Plains)サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから平地カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。)
何度も蘇る不死身のドラゴン。
墓地から手札に戻す能力と、それにかみ合った平地サイクリングの組み合わせが非常に便利。序盤はマナ基盤の安定に貢献し、中盤はサイクリングと回収を繰り返すことによりライブラリーを圧縮し、終盤以降はフィニッシャーにもなるため、いつ引いても困らない。白のドラゴンとしては間違いなくトップクラス。登場時は他の色のドラゴンを含めても、汎用性でこれの右に出るものはほぼ存在しないと言えるだろう。
オンスロート・ブロック構築やスタンダードでは、サイクリングを利用したアストログライドなどのほか、白コントロールや青白コントロールのようなコントロールデッキのフィニッシャーとしても使われた。デュアルランドやショックランドとも相性が良いため、エクステンデッドやエターナルでも活躍していた。
- 墓地から戻す能力、平地サイクリング能力のいずれも起動型能力なので、真髄の針/Pithing Needleで封じられてしまう。
- スピリットがテーマである神河ブロックとはスタンダードで入れ違いであったため、残念ながらシナジーを活用することはできなかった。
- プロツアー神戸06、及びプロツアー横浜07では、来場者全員に新規イラスト&新枠のプロモーション・カードが配布された。統率者2013に収録された際にもこのイラストが使われている。
- モダンホライゾン2ではリメイク版の永久のドラゴン/Timeless Dragonが登場した。
関連カード
サイクル
スカージの、基本土地タイプに対応するタイプ・サイクリング(土地サイクリング)を持つコモンの大型クリーチャーのサイクル。
- 気高き院僧/Noble Templar(平地)
- 海辺のレインジャー/Shoreline Ranger(島)
- よじれた嫌悪者/Twisted Abomination(沼)
- 黒焦げ牙のクーガー/Chartooth Cougar(山)
- ワイアウッドの守護者/Wirewood Guardian(森)
スカージではこの他に、アンコモンのエルフの逸脱者/Elvish Aberration(森)、レアの永遠のドラゴン/Eternal Dragon(平地)が存在する。
コンスピラシー、マスターズ25thでは緑のワイアウッドの守護者のみ収録されず、代わりにワイアウッドの守護者と同じ森サイクリングを持つエルフの逸脱者がコモンとして収録され、他の4枚とサイクルを形成している。
参考
- 注目のカード―〈永遠のドラゴン〉(Internet Archive)(タカラトミー、2006年10月11日、文:浅原晃)
- 墓地にある間に機能する能力を持つカード
- カード個別評価:スカージ - レア
- カード個別評価:Vintage Masters - レア