ぶどう弾/Grapeshot
提供:MTG Wiki
Grapeshot / ぶどう弾 (1)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ぶどう弾はそれに1点のダメージを与える。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
ストーム付き1点火力。乱射/Scattershotと比較すると、プレイヤーを対象に取れる点はパワーアップしたが、ソーサリーになったことで除去としての機能は下がっている。特に、乱射/Scattershotは相手がクリーチャーをプレイしたターンに打てばストームが1つ確定するため、それだけでタフネス2まで焼くことが出来たが、この使い方が出来ないのは辛い。したがって、これは能動的にストームをためる工夫をして使っていくべきであろう。
2マナという軽さもあり比較的ストームも稼ぎ易く、同ブロックの待機呪文等と組み合わせれば2〜4点は簡単に叩きだせるだろう。割り振り可能な火力としては割と便利である。
構築では紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer's Swathとの相性の良さが発見され、刈り痕ストームというデッキが作られた。
デザイアのフィニッシャーとしては、苦悶の触手/Tendrils of Agonyと思考停止/Brain Freezeという二大フィニッシャーと比べると、ストームが約20回必要になるので微妙なところ。
- タイムシフトカードとしてスタンダードに永劫の輪廻/Enduring Renewalが存在しているため、基底スリヴァー/Basal Sliverや野生の朗詠者/Wild Cantorあたりによる無限ループコンボのフィニッシャーに最適である。
- ぶどう弾とは元々「袋などに小さな鉄球を詰めた」、散弾効果を持った対人攻撃用砲弾のこと。イラストでも小さな散弾状の弾が飛び散る様子が描かれている。ストームが乗れば乗るだけ散弾が増える感じか。
- 古いカードにぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapultがあるが、効果面ではまったく別物である。