トマクルのフェニックス/Tomakul Phoenix
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MTGアリーナ専用カード
Tomakul Phoenix / トマクルのフェニックス (1)(赤)(赤)クリーチャー ― フェニックス(Phoenix)
飛行、速攻
トマクルのフェニックスが死亡したとき、これは永久に+2/+2の修整を受ける。
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたは(X)(赤)を支払ってもよい。Xはトマクルのフェニックスのパワーに等しい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこれを戦場に戻す。
アルケミー用に登場したフェニックス。例に漏れず自身をリアニメイトする能力を持つ。
飛行、速攻を持つ2/2と、素出しでも3マナクリーチャーとして悪くない性能。更に死亡するたびに、永久に強化される能力も備えており、対処されても追放でなければ、繰り返し戦場に舞い戻って圧をかけることができる。復活のタイミングがあなたのターンの戦闘の開始時で、速攻によりその戦闘から即座に影響を与えることが可能。
ただし、リアニメイトに必要なマナコストはその時点のこのカードのパワーの数値+赤マナ1つ。前述の強化能力により、1回目のリアニメイトでも5マナ、2回目で7マナと、2マナずつコストが増えていく。ランプでも概ね4回目ぐらいで頭打ちになるだろう。必然、サイズもそれに比例してどんどん増えていくのでその頃には凄まじいファッティに育つが、除去耐性はタフネス頼りなのでテンポ・アドバンテージを失いやすいのは短所となる。
墓地でのパワーを参照する以上、パワーを下げるカードと組み合わせてコストを軽減するのは難しい。アルケミーに複数存在する永久にパワーを下げるカードで実現自体は可能だが、わざわざカードを余分に使ってまでこれを使い回すべきかとなると微妙。どちらかというと、これを対処させることで得たカード・アドバンテージを活用していく方が簡単。もちろん途中で対処に失敗すれば、そのまま殴り倒すこともできる。
同時期のローテーションでは、起動型能力のマナとして使用できるパワーストーントークンが存在しており、リアニメイトに必要なマナコストの一部を補える。また再稼働/Recommissionや継ぎ当て/Patch Upといった軽量な変わりに点数で見たマナコストに制限のあるリアニメイト呪文なら、増加分のマナコストを踏み倒しつつ本体とほぼ同じマナコストで復帰できるため相性が良い。
ちなみに赤や青が得意とするルーター能力で墓地に落とせば、コスト増加無しで初回復帰出来る。また黒や緑のカードで墓地から手札に戻せば、常に元のコストで唱える事が出来る等、相性の良い戦術は様々にある。これらを使用するデッキに少数刺しておくのも悪くないだろう。