夜
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夜/Nightは、ゲームが取り得る状態である。昼と対をなす。イニストラード:真夜中の狩りで初登場した。
Unnatural Moonrise / 不自然な月の出 (赤)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
夜になる。クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受けトランプルと「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。」を得る。
フラッシュバック(2)(赤)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードをフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
Olivia's Midnight Ambush / オリヴィアの真夜中の待ち伏せ (1)(黒)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける。夜であるなら、代わりに、ターン終了時まで、そのクリーチャーは-13/-13の修整を受ける。
[編集] 解説
イニストラード/Innistradにおける昼夜のサイクルを表したメカニズム。ルールに関する詳細は『昼』を参照。
ゲームの状態が夜のとき、日暮を持つパーマネント変身した状態で戦場に出る。また、ゲームが夜の状態を参照するカードとして、オリヴィアの真夜中の待ち伏せ/Olivia's Midnight Ambushと月の憤怒獣の切りつけ/Moonrager's Slash、狼の一撃/Wolf Strikeがある。
- 昼と夜を参照するカードの多くは初めにゲームを昼に設定するが、いくつかの方法で夜から開始することもできる。
- 不自然な月の出/Unnatural Moonrise、夜へ/Into the Nightを使う。
- セレスタス/The Celestusの起動型能力を利用する。
- セレスタスは通常戦場に出る際に昼に設定してしまうため、戦場に出さずに偽善者、メアシル/Mairsil, the Pretenderやマイアの溶接工/Myr Welderで起動型能力だけ使うか、予示→現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptorを用いて裏向き経由で戦場に出すことで実現できる。
- 夜明を持つパーマネントを戦場に存在させる。
- 日暮を持つクリーチャーを無限反射/Infinite Reflectionや神秘の反射/Mystic Reflectionで、忠実な聖戦士/Loyal Catharか復讐に燃えた絞殺者/Vengeful Stranglerのコピーとして戦場に出した後、「変身させた状態で戦場に戻す」能力によって戦場に出すことで成立する。
- 謙虚/Humilityなどで日暮/夜明を持つ人間・狼男を能力を失わせた状態で戦場に出し、月霧/Moonmistで変身させる。その後謙虚を戦場から取り除く。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 726 昼と夜
- 726.1 昼と夜は、ゲームそのものが持ちうる状態である。ゲームの開始時には、どちらでもない。「昼 になる/it becomes day」や「夜 になる/it becomes night」は、ゲームが昼状態あるいは夜状態を得ることを意味する。日暮や夜明のキーワード能力で、昼 になったり夜 になったりすることがありうる(rule 702.145〔日暮・夜明〕参照)。他の効果によって昼や夜 になることもある。一旦昼や夜 になったら、それ以降、ゲームはそれらの状態のうちちょうど1つだけである。
- 726.2 アンタップ・ステップの第2段階として、ゲームは昼/夜の状態が変わるかどうかを見るために前のターンをチェックする。rule 502〔アンタップ・ステップ〕参照。
- 726.2a 昼であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱えていなかった場合、夜 になる。「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 805 参照)を用いた多人数戦では、昼であり前のターンのアクティブ・チームのどのプレイヤーも呪文を唱えていなかった場合、夜 になる、という修整したルールを用いる。
- 726.2b 夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上の呪文を唱えていた場合、昼 になる。「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 805 参照)を用いた多人数戦では、夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーのプレイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、昼 になる、という修整したルールを用いる。
- 726.2c 昼でも夜でもないなら、このチェックは行わず、昼でも夜でもないままである。
- 726 昼と夜