這い回る寄生/Crawling Infestation
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Crawling Infestation / 這い回る寄生 (2)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカード2枚を切削してもよい。(あなたのライブラリーの一番上からカード2枚をあなたの墓地に置いてもよい。)
あなたのターン中に1枚以上のクリーチャー・カードがいずこかからあなたの墓地に置かれるたび、緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークン1体を生成する。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
毎ターン切削し、またあなたのターンの間にクリーチャー・カードがあなたの墓地に置かれることで昆虫・トークンを生成するエンチャント。英語のカード名からわかるように蟻走感/Crawling Sensationのオマージュ。
蟻走感に比べると、誘発条件のカード種類がクリーチャーになった代わりに、誘発は「あなたのターン中」に限定されてしまった。土地よりも再利用手段も豊富で、戦場からも墓地に落ちやすいクリーチャーゆえに仕方ないところではあるが、どんなに頑張っても一巡に1体しかトークンを増やせないのはやはり不利な側面だろう。コストを考えると3回の誘発でようやくマナレシオ的にはトントンであり、トークンが1/1と小さいためティムなどで細かく除去されたり、チャンプブロック要員にしかならない盤面も多い。
蟻走感同様、どちらかというと継続的な切削ができる点を活用して行きたい。イニストラード:真紅の契りは過去の同次元/Planeを舞台にしたカード・セット同様、墓地をリソースとして用いるテーマが多数存在。直前のイニストラード:真夜中の狩りにおいてもやはり墓地を利用するカードは豊富で、緑の絡む墓地利用型のデッキであれば構築でも居場所はあるだろう。生け贄に捧げるコストを準備しやすいことなどを考慮すると、黒緑での採用が最も活用しやすいか。
ルール
- 誘発回数の制限はオブジェクト1つにのみかけられており、他の同名カードには影響しない。別の領域に移動することで新しいオブジェクトになった場合は再び誘発するようになる。
- 「いずれかの領域からクリーチャー・カードが墓地に置かれること」に関するルールは不敬な遺品/Profane Memento#ルールを参照。
参考
- The Tokens of Innistrad: Crimson Vow/『イニストラード:真紅の契り』のトークン(Daily MTG 2021年11月10日)
- カード個別評価:イニストラード:真紅の契り - アンコモン