蟻走感/Crawling Sensation
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Crawling Sensation / 蟻走感 (2)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカードを2枚切削してもよい。
各ターンに最初に1枚以上の土地カードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークンを1体生成する。
切削とトークンを生成する能力、2つの誘発型能力を持つエンチャント。
切削の方は1ターンに2枚とマナ・コスト相応の枚数。任意なのでリミテッドでライブラリーアウトの心配をしなくてもいいのは有り難い。
トークン生成は誘発イベントを1つ目の能力だけに頼ると不確実だが、土地を墓地に置く方法を上手く賄えば自分と相手のターン両方でトークンを生成できる。共鳴者やねじれ地帯/Warped Landscape、土地守/Groundskeeperなどと組み合わせたい。
- 「蟻走感」とは皮膚や体内をアリのような小さい虫がはっているように感じること。更年期障害や薬物中毒などが原因で起きる幻覚の一種である。しかしこのカードの場合、イラストや昆虫・トークンを生成する効果を考えると、実際に虫が這いまわっているようである。
- 同じくイニストラード/Innistradを舞台としたイニストラード:真紅の契りでは、オマージュと思しき這い回る寄生/Crawling Infestationが登場した。
ルール
- トークンを生成する能力は、どの領域から墓地に土地カードが置かれた場合でも誘発する。これ自身の能力によってライブラリーから墓地に置かれた場合だけでなく、戦場の土地が破壊されたり生け贄に捧げられたりして墓地に置かれた場合、手札から捨てた場合、対戦相手の昇華者によって追放領域から墓地に置かれた場合のどれでも誘発する。
- 2枚以上の土地が同時にあなたの墓地に置かれたとしても、誘発するのは1回だけである。
- この能力の誘発条件は、戦場ではなく墓地で土地であるか否かのみを見る。また、蟻走感と土地が同時に墓地に置かれた場合も誘発しない(CR:603.6)。
- これは戦場に限らずあらゆる領域から墓地へ移動することを参照するため、領域変更誘発の例外処理であるCR:603.10aに該当しないからである。
- 月への封印/Imprisoned in the Moonなどで元が土地でないパーマネントが土地扱いになっていたとしても、それは墓地では土地・カードでないため誘発条件にならない。
参考
- Dark Shadows, Part 1/暗き影 その1(Making Magic 2016年3月28日 Mark Rosewater著)
- カード個別評価:イニストラードを覆う影 - アンコモン
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - アンコモン
- カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター - アンコモン