ネズミの王、カルモニクス/Karumonix, the Rat King

提供:MTG Wiki

2023年2月16日 (木) 21:29時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Karumonix, the Rat King / ネズミの王、カルモニクス (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ネズミ(Rat)

毒性1(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒(poison)カウンター1個を得る。)
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのネズミ(Rat)は毒性1を持つ。
ネズミの王、カルモニクスが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を見る。あなたは「その中から望む数のネズミ・カードを公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

3/3

伝説のファイレクシアンネズミ濾過毒性1の付与でネズミをサポートする。

3マナ3/3に加えハンド・アドバンテージを稼げる能力を持ち、伝説のクリーチャーであることを加味しても基本骨格は優秀である。ネズミ構築級のクリーチャー層が薄いものの、4枚制限ルールを無視するネズミの群棲/Rat Colony執拗なネズミ/Relentless Ratsが存在することから、それらが使えるフォーマットにおいてはデッキ内のネズミ濃度を高くしやすい。

伝説のクリーチャーである点や、統率者戦においては初期ライフが多い分毒カウンターの価値が高まる点を考慮すると、ネズミ主体のデッキにおける統率者として用いるのに適していると言える。

ファイレクシア:完全なる統一リミテッドにおいては、ネズミが自身と腐り腹のネズミ/Blightbelly Rat騒がしい這い回り/Chittering Skitterlingの3種しかおらず能力を活かしにくい。他の2枚がいずれも毒カウンターに関連していたり、これ自身もの毒性クリーチャーとしては大きめのサイズがあったりと決してアンプレイアブルとまでは言えないが、レアだからといって積極的に使用するようなカードとも言い難い。

  • 初となる神河/Kamigawaと明確に関係のない伝説のネズミ。

ストーリー

カルモニクス/Karumonix新ファイレクシア/New Phyrexiaのネズミ(イラスト)。後述する事情からか、三人称では性別を特定しないtheyが用いられている。

ミラディン/Mirrodinは完璧な金属の次元/Planeであったが、そのような輝かしい世界であっても害獣が存在しないわけではなかった。この次元にやってきたネズミは繁殖し、新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵略後はますます数を増やした。それらが互いに襲い掛かって貪りあい、より大きな総体を形作るほどに。それらの骸骨、肉、金切り声は、自らをカルモニクスと名乗るひとつの合唱隊へと統合された。その新たな集合意識は、げっ歯類の仲間ならば新ファイレクシアのどこにいようと操れるようになった。

  • 上記の設定から、カード名は都市伝説の「ネズミの王様」を意識したものと考えられる。詳細はモチーフを同じくする騒がしい徒党/Chittering Hostの項目を参照。

登場

脚注

  1. Collecting Phyrexia: All Will Be One/『ファイレクシア:完全なる統一』をコレクションする(Feature 2023年1月17日 Mike Turian著)

参考

QR Code.gif