交換される牛/Bartered Cow

提供:MTG Wiki

2023年1月13日 (金) 18:37時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Bartered Cow / 交換される牛 (3)(白)
クリーチャー — 雄牛(Ox)

交換される牛が死亡するか、あなたがこれを捨てたとき、食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)

3/3

死亡するか手札から捨てることで食物トークンになる牛。カード名からすると、少なくとも捨てたときの誘発型能力に関しては、何かと交換される場合を意味しているのだろう。

ただでは死なないとはいえ、4マナ3/3のバニラ構築では言うに及ばず、リミテッドであっても地味な性能。魔女のかまど/Witch's Ovenなどのサクり台や、胸躍る可能性/Thrill of Possibilityなどのルーターがあれば任意のタイミングで食物を生成できるものの、これだけのためにデッキ構築を歪めるのは考えもの。同じの4マナ域にはアーデンベイルの聖騎士/Ardenvale Paladin混成クァドラプルシンボルサイクルなどより強力なカードがあるのも逆風。メジャーなアーキタイプではないが白黒食物など防御的なデッキを組む場合は採用してみても良いかもしれない。

  • 英語名はCow(雌牛)で、イラストでも乳房があるので明らかに雌だが、クリーチャー・タイプは雄牛(Ox)という不整合がある。一応アン・ゲームには雌牛というタイプが存在するが、このカード1枚のために黒枠入りさせるわけにはいかなかったのだろう。

開発秘話

モチーフは、イギリスの童話『ジャックと豆の木』に登場する牝牛。ジャックは母親に言われて牛を市場へ売りに行くが、途中で出会った男が持つと牛を交換してしまう。

展望デザインの段階では、対戦相手が選んだパーマネント1つと自身のコントロール交換するETB能力を持っており、は交換の色であるだった。その後セット・デザインによって、食物トークンに関する能力を持つように変更され、色も家畜の牛により相応しいとなった[1]

脚注

  1. Eldraine Check, Part 1/エルドレイン・チェック その1Making Magic 2019年9月23日 Mark Rosewater著)

参考

QR Code.gif