混沌の辛苦/Throes of Chaos
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続唱と回顧を組み合わせたソーサリー。他にはなんの効果も発揮しないため、続唱のためだけの呪文である。
極端な言い方をすると「デッキ内の3マナ以下の呪文を無作為に選んで唱える4マナ呪文」であり、それだけだと何も得にならない。回顧を利用して「手札でダブついている土地カードを3マナ以下の呪文に変換する呪文」として活用してこそ価値があるカードと言えるだろう。
リミテッドではアドバンテージ的なロスなく手札の土地カードを墓地送りにできる、「墓地の土地カード」システム支援のカードとして利用できる。
Jumpstart: Historic Horizonsで収録されたことによりヒストリックでも使用可能になり、ティボルトの計略デッキを強化した。回顧により打ち消しが一時しのぎにしかならない点が強みであり、最終的にティボルトの計略/Tibalt's Trickeryが禁止カード指定されるまでに至った。
- 単語2つのみという、反射起こし/Wake the Reflectionsに次ぐルール文章の短さを誇る。しかしそれぞれのキーワード能力に長い注釈文が付くため実際のカードはそんな印象を与えない(カード画像)。
- 日本語版の場合は、反射起こしは「居住を 行う。」と文章の形になっているため、こちらのほうがより少ない文字数になっている。
- 呪文能力を1つも持っていないため、この呪文そのものは解決されても文字通りに何も起こらない。