毛皮運送/Dermotaxi
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Dermotaxi / 毛皮運送 (2)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
刻印 ― 毛皮運送が戦場に出るに際し、墓地からクリーチャー・カード1枚を追放する。
あなたがコントロールしていてアンタップ状態のクリーチャー2体をタップする:ターン終了時まで、毛皮運送は、それの他のタイプに加えて機体(Vehicle)アーティファクトであることを除き、その追放されたカードのコピーになる。
搭乗能力を持たない機体。戦場に出るに際して墓地から刻印したクリーチャーに「化ける」ようなデザインで、一種のリアニメイト・カードとも言える。
期間限定で刻印したカードのコピーになるので、唱える以外の方法で戦場に出すとペナルティがあるクリーチャーや、デメリットになるETBを持つクリーチャー、大きな維持コストがかかるクリーチャーとも併用しやすい。序盤から触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableの能力で勝利することも夢ではないだろう。
ただし、必ずクリーチャー2体で動かさないといけないという条件により一般的なリアニメイトよりも信頼性では劣る。縫い師への供給者/Stitcher's Supplier等の墓地肥やしと運転役を兼ねられるカードを採用するなど工夫したい。デッキビルダーの腕を試すカードと言えよう。
- 日本語版には刻印能力が「毛皮運送が戦場に出たとき」の誘発型能力になっている誤植があり、訂正が出されている[1]。
- 起動型能力の解決時に刻印したカードが追放領域に存在していない場合、毛皮運送は何のコピーにならない。ただクリーチャーになることもない。
- 自身の能力を使わなければコピーになれない。攻城化改造/Siege Modificationなどで直接クリーチャー化するとコピーにならず、タフネスが0であるためそのまま死亡する。
- 搭乗能力を持たない機体はこれが初。
- 後にハネムーンの霊柩車/Honeymoon Hearseという後継機が現れた。こちらも動かすにはクリーチャー2体のタップが必要。
- カード名は「Taxidermy」で「剥製」を意味するが、それをひっくり返してタクシーに引っ掛けたもの。綴りは同じだが、前者は「整える」を意味するギリシャ語・後者は「税金」として今日でも使われるラテン語由来である。
脚注
- ↑ 『モダンホライゾン2』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年6月7日)