病気の拡散/Spread the Sickness
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当時の黒の除去にしては珍しく黒のクリーチャーだろうとアーティファクト・クリーチャーだろうと破壊できるのは便利。しかし増殖のおまけ付きとはいえ少々重く、しかもソーサリーなので、構築での出番は破滅の刃/Doom Bladeや喉首狙い/Go for the Throatに譲ることとなった。
リミテッドではトップコモンの一角。ミラディンの傷跡の除去は今一つ使いづらいものが多かったので、コモンでシングルシンボル、対象制限もないこのカードは貴重である。特に感染系のデッキではブロッカーを1体除去しつつ、手負いの敵軍を弱体化させ、さらに毒カウンターを増殖して勝ちに一歩近づける、と多角的なアドバンテージが得られる。もちろん他のカウンターを扱うカードとのシナジーも見込める。
- 唱えるには対象が必要なため、増殖だけが目当てで唱えることはできない点には気をつけたい。
- 対象が何らかの理由で破壊されなくても増殖は行う。ただし、クリーチャーが不正な対象になった場合は呪文自体が解決されない(立ち消え)ので増殖も行われない。
- イラストで倒れているのはティラナックス/Tyrranaxで、粉のように見えるのはピスタス蝿/Pistus Fly[1]。
- ミラディン包囲戦初出時はコモンだったが、モダンマスターズ2015再録時にアンコモンに変更された。
- 灯争大戦では白版といえる放浪者の一撃/Wanderer's Strikeが登場。ただし破壊から追放へと強化されている。
[編集] 脚注
- ↑ Six Secrets Behind the Sets/舞台裏の六つの秘密(Savor The Flavor 2011年3月16日 Doug Beyer著)
[編集] 参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - コモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - アンコモン