アムロー・キスキン/Amrou Kithkin
提供:MTG Wiki
マジック初のキスキン。変則的な回避能力を持ったクリーチャーで、ある程度大きなクリーチャーにはブロックされない。
対戦相手が相応の小型クリーチャーを持っていれば無意味な能力。逆に相手が大型クリーチャーばかりだとしたら、これはブロックされなくても逆に相手クリーチャーはこちらの脅威となるわけで、ダメージレースでは不利。
大型クリーチャー同士がにらみ合う展開になれば、その間隙を突いて相手を刻めるが、ちょっと普通には考えられない状況であり、採用しづらい。しかし、全クリーチャーが大型になっていく「白の十字軍/Crusadeデッキ同士のミラーマッチ」では、そのようなにらみ合いになるため、それなりに活躍していた。
- 「白は全体的に弱すぎる」という理由で第5版には再録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- クリーチャー・タイプのキスキンは長らくこれ専用のクリーチャー・タイプであったが、時のらせんでレベルとともに再登場。その後ローウィンでは主要種族として扱われるまでに至った。
- また、ウェザーライトでも名前が出ていたことがある(→キスキンの鎧/Kithkin Armor)。
- キスキンではないものの、上位互換にシングルシンボルでブロックされない条件がパワー2以上になった俊足の修道士/Fleet-Footed Monk、1マナで絆魂がついた敬愛される王女/Beloved Princessが存在する。
- リメイク版にゴールドメドウの身かわし/Goldmeadow Dodgerがある。1マナと軽い代わりに、パワー3にもブロックされるようになり、能力が弱体化した。
参考
- キスキン/Kithkin(背景世界/ストーリー用語)
- アムローヘイヴン/Amrou Haven(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:レジェンド - コモン2
- カード個別評価:第4版 - コモン
- カード個別評価:Masters Edition 3 - コモン2