鳩散らし/Dovescape
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Dovescape / 鳩散らし (3)(白/青)(白/青)(白/青)
エンチャント
エンチャント
((白/青)は(白)でも(青)でも支払うことができる)
プレイヤー1人がクリーチャーでない呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。そのプレイヤーは、飛行を持つ白である青である1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、その呪文のマナ総量である。
非クリーチャー呪文を全て鳥トークンに変換してしまうエンチャント。
対戦相手にも効果が及ぶので、あっという間に戦場は鳩だらけになるが、それを除去するための呪文も鳩に変換されてしまう為、ただひたすらに鳩が増える。
鳩の量産手段としてはいささか扱いにくいため、何らかのロックもしくはコンボパーツとして使うのがセオリーであろう。魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayalや仕組まれた疫病/Engineered Plague等を一緒に出しておくと鳩は自動的に死んでくれる為、事実上非クリーチャー呪文を全てシャットアウト出来る。もっとも自分も同様のロック状態に陥る為、不朽の理想デッキなどで使おう。硫黄の精霊/Sulfur Elementalあたりも、相方としては良いだろう。
魅力的な執政官/Blazing Archonや崇拝/Worshipを先に置いておくとかなりのデッキが機能を停止する。
クリーチャー呪文に対しては特に何もしないので過信は禁物である。相手のファッティをブロック・除去しきれずに殴り負ける可能性もないではないし、絶望の天使/Angel of Despairや踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler、ロノムの一角獣/Ronom Unicornなどのクリーチャーの能力によってこれが破壊されることもありうる。
- すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters Allとの相性は抜群。
- 鳥のヴェール/Veil of Birdsとは誘発条件やサイズ、鳥であることなどに若干の類似性がある。
- 呪文を打ち消すこととトークンを出すことは連動していないので、何らかの理由によりその呪文を打ち消すことに失敗したとしても、鳥トークンは戦場に出る。
- 能力の解決時に打ち消すはずの呪文が既にスタックに存在していない場合でも、その呪文の最後の情報を参照し、点数で見たマナ・コスト分の鳩を出す。
- 唱える以外の方法でスタックに乗る呪文は打ち消されない。ストーム付きの呪文を唱えた場合などは、オリジナルだけが打ち消され、コピーは普通に解決されることになる。
参考
- Wallpaper of the Week: Dovescape(WotC、Daily MTG 2006年8月4日)
- カード個別評価:ディセンション - レア
- Secret Lair Drop Series:Ornithological Studies