カタカタ橋のトロール/Clackbridge Troll
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クリーチャー — トロール(Troll)
トランプル、速攻
カタカタ橋のトロールが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは白の0/1のヤギ(Goat)・クリーチャー・トークンを3体生成する。
あなたのターンの戦闘の開始時に、どの対戦相手もクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。いずれかのプレイヤーがそうしたなら、カタカタ橋のトロールをタップし、あなたは3点のライフを得て、あなたはカードを1枚引く。
5マナで8/8に加えて速攻とトランプルという、強烈なマナレシオを持つトロール。ETB能力で対戦相手のもとでヤギ・トークンを生成する上、何らかのクリーチャーを生贄に捧げられるとタップされ攻撃を制限されてしまうオールプレイ能力も持つが、その場合でもライフとカードのアドバンテージを得ることができる。
全体火力と組み合わせればすぐに攻撃が可能。あるいは、静寂をもたらすもの/HushbringerでETB能力を封じればトークン生成自体が行われない。
ただし除去耐性があるわけではないので、最悪の場合は相手にチャンプブロック要員を与えるだけで終わってしまうことも。
ルール
- 攻撃している状態で戦場に出ることができれば、クリーチャーを生贄に捧げるタイミングが発生しないので確実に攻撃ができる。
- 生贄に捧げることを選べるのはコントローラーの戦闘開始ステップなので、戦闘後メイン・フェイズに戦場に出せば、次の相手のターンにブロッカーとして立たせておくことができる。
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開発秘話
モチーフは、ノルウェーの童話『三びきのやぎのがらがらどん』に登場する「橋の下に住むトロール」。草を求めて橋を渡る三匹のヤギを食べようとするが、一番大きなヤギにやっつけられてしまう。
当初は、対戦相手に攻撃クリーチャー1体につき1点のライフを支払うよう求める能力を持っていたが、これが『三びきのやぎのがらがらどん』のトロールだと気づくプレイヤーは少なかったので、ヤギを含むデザインに変更された。同じく3体のトークンを生成する亜麻色の侵入者/Flaxen Intruderや狼の獲物/Wolf's Quarryと差別化するため、トークンは対戦相手のコントロール下で生成されるようになった[1]。
- ただし、童話のようにヤギがトロールを返り討ちにするのは困難。例えば高潔のあかし/Righteousness1枚では相打ちにすら届かない。
脚注
参考
- 『エルドレインの王権』のトークン(Daily MTG 2019年9月19日)
- カード個別評価:エルドレインの王権 - レア