死の嘲り/Macabre Mockery
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対戦相手の墓地から一時的にリアニメイトする黒赤のインスタント。パワー修整の付いた陰惨な再演/Gruesome Encoreの亜種、あるいは墓地からコントロールを奪ってくるようになった裏切りの本能/Traitorous Instinct。
奇襲的にアタッカーもしくはブロッカーを呼び出し、修整を得た高いパワーで相手の計算を狂わせることができる。しかし4マナと構えにくく効果も一過的、墓地の状況に左右されるなど、構築水準とは言い難い。対戦相手の墓地に限定されているため、コンボにも使いにくい。
リミテッドでも役に立つかは墓地の状況による。接死で討ち取った、あるいは手札破壊等で落とした大型クリーチャーを釣り上げて反撃を叩き込めるとよい。死後持ちを再利用してやればボード・アドバンテージになるので狙ってみたいところ。しかし普通に使うだけでは戦場に与える影響が小さく、防御網をこじ開けるなら反逆の行動/Act of Treasonのほうが役に立つこともあり、短所も目立つ。ゴブリンの集会/Goblin Gatheringを主軸にしたデッキなど、効かない相手にはとことん効かないのも弱み。
- 終了ステップ中に唱えることで、次のターンの終了ステップまで生き永らえさせることができる[1]。
- イラストには債務者の輸送/Debtors' Transportと同じような棺を運ぶスラルが描かれている。
- フレイバー・テキストを直訳すれば「ラクドス教団は葬列に楽しみを突っ込んだ」となるが、これは葬列(funeral)の中に楽しみ(fun)が含まれていることに引っかけた洒落である。日本語訳では洒落の意図を汲み、葬儀(そうぎ)に対し騒儀(そうぎ)という同音の造語でうまく意訳している。
The Rakdos put the "fun" in "funeral."
ラクドスの「葬儀」は「騒儀」である。
脚注
- ↑ 『ラヴニカの献身』リリースノート(Feature 2019年1月16日)