反逆の混成体/Renegade Krasis

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2018年8月11日 (土) 02:22時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
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Renegade Krasis / 反逆の混成体 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)

進化(クリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのパワーかタフネスがこのクリーチャーよりも大きい場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
反逆の混成体が進化するたび、あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている他の各クリーチャーの上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個置く。

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進化時に、+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを共に強化する進化クリーチャー。

進化時の誘発型能力は「反逆の混成体」「+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー」「反逆の混成体をパワータフネスで上回るクリーチャー」の3つが揃って初めて機能するものであり、安定性の面で難がある。3マナ3/2と進化持ちにしてはマナレシオが高く、たとえこの能力を使えなくても悪くない性能ではあるが、できればデッキ全体をこれに合わせた構成にしておきたい。

幸いラヴニカへの回帰ブロックは進化に加え解鎖活用共有の絆/Common Bondなど+1/+1カウンターを置く手段に恵まれており、リミテッドではこれらと組み合わせて使うことになるだろう。特に序盤に展開した小型の進化持ちをこのカードで進化させつつ、後続に繋げることができれば無駄がない。

スタンダードでも、採用する場合は無理なく能力を活かせるようデッキ構成を工夫したい。任意のサイズ戦場に出せ、+1/+1カウンターをばら撒くこともできる月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarchは良い相方となるだろう。

  • 不死との相性は良い。一度死亡した後の不死持ちを強化することができるのはもちろん、死亡前に勝手に+1/+1カウンターを置いて不死を邪魔することもない(逆に言えば強化することもないが)。解鎖にも同じようなことが言える。

ルール

  • 「[カード名]が進化するたび/whenever [カード名] evolves」というのはこのカードだけで用いられている表現だが(ドラゴンの迷路現在)、これは「[カード名]の進化が解決され、その効果により[カード名]の上に+1/+1カウンターが置かれるたび」を意味する(CR:702.99b)。
    • 反逆の混成体に力の噴出/Burst of Strengthなどの進化以外の効果で+1/+1カウンターが置かれた場合、反逆の混成体の2番目の能力は誘発しない。水深の魔道士/Fathom Mageとの違いに注意。
    • 反逆の混成体の進化が解決されたが、解決時にP/Tが変化していたなどの理由で+1/+1カウンターが置かれなかった場合、2番目の能力は誘発しない。
    • 反逆の混成体の進化が解決され、屍体屋の脅威/Corpsejack Menaceなどの置換効果で2個以上の+1/+1カウンターが置かれた場合、2番目の能力は1度だけ誘発する。
  • +1/+1カウンターが置かれていない雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptorと反逆の混成体をコントロールしている状態で斧折りの雄鹿/Axebane Stagを戦場に出した場合、2つの進化は同時に誘発し、あなたの指定した順序でスタックに積まれる。「混成体の進化→猛禽の進化」の順で積めば「猛禽の進化→混成体の進化→混成体の2番目の能力」の順で解決されるが、逆に積むと「混成体の進化→混成体の2番目の能力→猛禽の進化」の順で解決されるため、+1/+1カウンター1個分の損となる。

参考

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