憑依された板金鎧/Haunted Plate Mail

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Haunted Plate Mail / 憑依された板金鎧 (4)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受ける。
(0):ターン終了時まで、憑依された板金鎧は装備品(Equipment)ではない4/4のスピリット(Spirit)・アーティファクト・クリーチャーになる。あなたがクリーチャーをコントロールしていないときにのみ起動できる。
装備(4)((4):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


クリーチャー化するアーティファクトにして装備品。クリーチャー化するアーティファクトは珍しくないが、装備品では魂込めの円月刀/Ensouled Scimitar以来である。

他にクリーチャーコントロールしているときには装備品として、他にクリーチャーがいないときには自らクリーチャーとして戦闘に貢献できる。ただし装備品としては装備コスト重くそこまで優秀な性能とはいえないので、クリーチャー化をメインとして扱うのが妥当だろう。

クリーチャー化を活かせるデッキとしては、まず青白コントロールのような少数のフィニッシャーに頼る純粋なコントロールデッキが思いつく。中盤では4マナ4/4となかなかのコスト・パフォーマンスを持ち、かつ自分の全体除去の巻き添えを食わないクリーチャーとして活躍。終盤は本命のフィニッシャーが出たらそれに装備して速やかな勝利を後押しし、仮にフィニッシャーを除去されても、再びこれをクリーチャー化すれば最後の一押しにも貢献できるので、決定力を大きく底上げすることが期待できる。

  • スタンダードで共存する霊異種/AEtherlingは良い相方。霊異種が除去を避けると装備が外れてしまうのは問題だが、これがクリーチャーとなって攻撃やブロックで活躍してくれるので、霊異種の隙をうまく補うことができる。共に全体除去に強い点や、霊異種のパワーを10以上にして初期ライフから2回の攻撃ゲームを終わらせることができる点もポイント。霊異種自体がマナをつぎ込むタイプのフィニッシャーなので、重さもあまり気にならないだろう。
  • クリーチャー化の能力により装備品ではなくなるが、仮に別の手段でクリーチャー化しても、クリーチャーである装備品はクリーチャーに装備できない。よっていずれの手段でクリーチャー化しても、装備は状況起因処理によってはずれた状態になる。


ストーリー

この鎧は、とある次元のとある城の地下墓地で眠っている(The Armor in the Crypt/墓所の鎧)。その城で働く楽士曰く、この城のかつての主には姉弟の子供がおり、その弟の魂が屍術師に操られた姉に殺された後に乗り移ったものであるという。しかし「この鎧はドラゴンの炎の中も悠々と歩いた竜殺しのレオールのものである」とか「悪魔に鍛え上げられ、天使に祝福されたという由緒ある鎧である」とか、その本当の姿は判然としない。あるいは、そのどれもが真実であるのかもしれない。

参考

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