死を食うもの/Mortivore
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クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
死を食うもののパワーとタフネスはそれぞれ、すべての墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しい。
(黒):死を食うものを再生する。
墓地にあるクリーチャー・カードの数だけ大きくなるルアゴイフ。クリーチャー・カードを参照するのは本家ルアゴイフ/Lhurgoyfと同様だが、タフネスが1少なくなり、代わりに再生を得た。
クリーチャーは最も墓地に落ちやすいパーマネントであるため、特に意識しなくてもこいつのサイズはどんどん大きくなる。さらに、恐怖/Terrorなどが効かない黒であり、再生まで持っているため、除去に非常に強い。専用のデッキでなくとも、黒を含んだビートダウン・デッキにとってはよいフィニッシャーになるだろう。
反面、回避能力がなくダメージを通しづらいことや、墓地にクリーチャーがたまる前に決着がつくような高速デッキには向かないことが欠点。回避能力がないという点は黒の優秀な除去カードで相手ブロッカーを排除することにより補えるが、高速デッキに向かないという点は如何ともしがたい。そのためスーサイドブラックのようなデッキには入らず、またデッキに入れる場合も、序盤に引かないよう1、2枚に止めておくことが多い。
リミテッドでは、往々にしてクリーチャー戦が中心となり、ゲームが長引きやすく、加えて除去の質及び量が限られるなどといった特徴があるため、これの盤面制圧力は尋常ではない。特に第10版リミテッドでは、いわゆる神レアの1つに数えられる非常に強力なカードである。黒にも有効な再生不能除去や墓地対策がほとんど存在せず、大きくなったこれへはバウンスやタッパーなどによる擬似除去しか対処できないため。
- 本家と違い、墓地にクリーチャー・カードがないときに出すと0/0になるため、即死する。
関連カード
サイクル
オデッセイのルアゴイフサイクル。すべての墓地にある特定のカード・タイプの数に等しいパワー・タフネスとなる。
いずれのカード名にも、「~を食べるもの、~食動物」を意味する接尾語"-vore"(例:「肉食動物/carnivore」、「草食動物/herbivore」など)がついている。
- 歌を食うもの/Cantivore
- 認識を食うもの/Cognivore
- 死を食うもの/Mortivore
- 猛烈に食うもの/Magnivore
- 土を食うもの/Terravore
参考
- カード個別評価:オデッセイ - レア
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:第9版 - レア