夜の衝突/Bump in the Night
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ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは3点のライフを失う。
フラッシュバック(5)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
プレイヤー限定とはいえ1マナ3点は稲妻/Lightning Boltに迫るマナ効率。コストこそ重いがフラッシュバックもあるのでこれ1枚で計6点のライフを失わせることができる。溶岩の撃ち込み/Lava Spikeがバーンデッキに多く採用されていることを考えば、採用するだけの価値は十分あるだろう。
対戦相手のライフを失わせる(ダメージを与えるわけではない)呪文であるため、防御円などのダメージ軽減や崇拝/Worshipなどのダメージ置換をすり抜けることができる。その一方でプレインズウォーカーの忠誠カウンターを減らせない、狂喜の条件を満たせない、クリーチャーを除去することができないという欠点も併せ持つ。このためバーンに特化していないビートダウン・デッキの場合、通常の火力を登用した方がよい場面が多い。
1マナで3点のライフを減少させることが可能であるため、モダンやレガシーのバーンに特化したデッキの選択肢には入る。ただしこの場合「赤単色で組む」ことを捨てることになるため、土地事故の危険が生まれたり、不毛の大地/Wastelandなどの特殊地形対策のカードの餌食になったり、バーンの主力カードである発展の代価/Price of Progressが使いづらくなったりなどの代償を払うことになる。それゆえバーンの主流カードにまでは至っていない。[イニストラード]の発売後に行われた[グランプリアムステルダム11]では特集記事で取り上げられたが、上位にはその名前を見つけることはできなかった。
- 見栄え損ない/Disfigureとは別の方向でDeath Boltに近いカードといえる。
関連カード
サイクル
イニストラードのフラッシュバックに友好色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもコモン。古えの遺恨のみ再録。
- 戦慄の感覚/Feeling of Dread
- 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy
- 夜の衝突/Bump in the Night
- 古えの遺恨/Ancient Grudge
- 旅の準備/Travel Preparations