マジック:ザ・ギャザリング バトルグラウンド
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Atariが開発した、Magicの世界をモチーフにした対戦戦略型のアクションゲーム。WindowsとXboxで販売されている。一定範囲のリングの中で走り回って呪文を詠唱し、クリーチャーを召喚しながら戦う。
解説
マジックのカードを使ってはいるが、マジックとは別のゲームになっている。
- 自分の戦場、相手の戦場と分かれている。
- デッキは10枚まで、4枚制限は無し。あらかじめセットされた呪文をマナがあるならばいつでも何度でもプレイできる。
- クリーチャーの存在数の制限(プレイヤー一人につき、戦場に出せる限界は5体まで)。
- クリーチャーの行動を制御できない。召喚したら敵プレイヤーのもとに移動し敵クリーチャーか敵プレイヤーを一発殴ってこちらに帰ってくるの繰り返し。
- プレイヤー自身の攻撃・防御行動が可能。しかも自分のクリーチャーであろうと攻撃可能。
- ターン制ではなくリアルタイム制。そのため速攻の効果がクリーチャーの移動速度が上がる。なお、移動速度はクリーチャー毎に異なる。
- 土地、アーティファクト、インスタントが存在しない。ソーサリーは存在するが、リアルタイムなので特に自分のターンしか唱えられないような制限はない。インスタントは全てソーサリー扱いとなっている。
- 土地はないがマナは地面からあふれ出てくる、または死んだクリーチャーがぶちまける。
- 相手の戦場にプレイヤー自身が入り込むこともできるが、一定時間ごとにダメージを受ける。ただし、相手の場にあるマナを回収することも出来るため、そのためだけに入り込むことも立派な戦略となりうる。
- 対象は1番近いものに限定される。
- 2色までしか使うことができない。
ストーリーの方も、怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathやマローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcererが普通に出てきたり、ラスボスにミシュラ/Mishraが平気で出てきたりするので、Magic本編のストーリーとは異なるアナザーワールドである。
ゲームそのものは日本でも発売されているが、Xbox版の内容は英語であるので注意(説明書は日本語。Windows版の日本語バージョンはボイス以外日本語にローカライズされている)。ただし、マジックに出てくる英単語をあらかたわかっているようなプレイヤーならあまり問題にはならないだろう。
- 2004年のゲームで第9版より前なので、例えばゴブリンの王/Goblin Kingの2体目を出しても自分自身は修整を受けない。