紅蓮破/Pyroblast
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Pyroblast / 紅蓮破 (赤)
インスタント
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以下から1つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、その色が青である場合、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、その色が青である場合、それを破壊する。
水流破/Hydroblastと対を成す、対抗色の特徴が前面に出た呪文。赤霊破/Red Elemental Blastの調整版として作られたカード。
直接的な対抗色においての対立的カードのため、赤マナ1点だけという凄まじいコスト・パフォーマンスを誇る。特にスライにおいては、速攻の手を止めようとする青のカウンターやエンチャントに対してこのカードは大いに助けになった。
またコンボデッキにおいては、カウンターに対して1マナで対抗できる点からサイドボードの常連カード。デュアルランドが使用できる環境では単色や2色で組めるコンボデッキでもあえて赤を足すことがしばしばあり、たいていの場合その最大の利点はこのカード(および赤霊破、あるいはその両方)を採用できることである。
対を成す水流破とは良くも悪くも宿命のライバルであり、サイドボード後には熾烈な撃ち合いも度々行われた。
- 紅蓮破と赤霊破のどちらが上かは一概には言えない。詳しくは青霊破/Blue Elemental Blastのページの記述参照。(色は違うが論理は同じ)
- バーンデッキでよく採用される罠の橋/Ensnaring Bridgeとの相性はコチラの方がよい(どうしても手札を減らしたいときに空撃ちしやすい)ため、バーニングブリッジでの採用率は赤霊破よりも高い。
- 青対策のカウンターという意味では、青にも後に反論/Gainsayというカードが登場した。が、2マナであるそちらを採用するより、あえて色を増やしてでもこちらを採用するデッキが多い。それだけ、1マナで使えることが強力であるといえる。