ナヒリの決意/Nahiri's Resolve
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エンチャント
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受け速攻を持つ。
あなたの終了ステップの開始時に、アーティファクトやクリーチャーのうちあなたがコントロールしていてトークンでない望む数を追放する。次のあなたのアップキープの開始時に、それらのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
パワーのみの修整と速攻を与える全体強化。あなたの終了ステップに任意の数のクリーチャーとアーティファクトを明滅させることも出来る。
明滅した場合、戻ってくるのは次のあなたのアップキープのためブロッカーとしては使えなくなるが、ソーサリー・タイミングでの除去をかわしつつ、ETBの再利用が可能。速攻の付与により召喚酔いの心配もない。トークンは選べない(どのみちトークンを明滅した場合、その時点で状況起因処理で消滅するので選べても意味は薄いが)ので、本来なら全体強化と相性が良いトークンによるウィニーでは明滅部分が無駄になる点には注意。
性質的にはETBを多用するタイプのビートダウン向け。これ自身の重さも考慮するとミッドレンジや、カードの形で戦場に残る小型クリーチャーを中心に、後続を引っ張ってこられるクリーチャーを併用するのがよいか。万全の群れの渡り/Herd Migrationがちょうど20点のダメージとなること、偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierを明滅させたときの利益が非常に大きいことなどを評価して、スタンダードのドメイン・コントロールに少数採用される例がある。また、アーティファクトも対象にできる点からミラディンのために!持ちの装備品との相性も抜群であり、それらを中心としたトークン戦略も考えられる。
ストーリー
機械兵団の進軍:決戦の後にのストーリーの一幕(イラスト)。
自分がゼンディカー/Zendikarに引き起こした厄災の爪痕を目の当たりにし、それを修復できるかもしれなかったプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを取り戻すチャンスも失ったナヒリ/Nahiri。彼女は真の脅威は次元/Planeの間を渡り問題を引き起こしては去るプレインズウォーカー/Planeswalkerである事に気付き、二度とプレインズウォーカーをゼンディカーの地に踏みこませないことを決意する。
「ゼンディカーは私の故郷だ!」
- 英語版のフレイバー・テキストでは、"my"という単語のみイタリック体になっていない。これは全体がイタリック体で書かれた文章中で強調などを行う方法(イタリック体でない文中におけるイタリック体の用法と同じ)。
- 印刷されたものではわかりにくいが、日本語版でも同様であることがGathererを見ればわかる(「私」という単語にイタリック体を示すタグが付けられている)。
- ストーリーを合わせて考えると、「だからお前たちは入ってくるな」という意味が込められているのだろう。
- March of the Machine: The Aftermath | Beyond Repair/ストーリー第2話 修復不能(Daily MTG 2023年5月2日)