悪意あるいたずら者/Spiteful Prankster
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Spiteful Prankster / 悪意あるいたずら者 (2)(赤)
クリーチャー — デビル(Devil)
クリーチャー — デビル(Devil)
あなたのターンであるかぎり、悪意あるいたずら者は先制攻撃を持つ。
他のクリーチャーが死亡するたび、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。悪意あるいたずら者はそれに1点のダメージを与える。
あなたのターン限定の先制攻撃と、他のクリーチャーが死亡するたびプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを与えるデビル。
ダメージ能力は死亡したクリーチャーのコントローラーを問わないため、相討ちだと結果的にダメージが大きくなる。ゆえに相討ち覚悟の積極的な攻撃を推し進めてくれるカードであるといえよう。自身も先制攻撃でアタッカーとしての働きが期待できる。
真価を発揮するのはサクり台と組んだときで、血の芸術家/Blood Artistのように生け贄を直接的な勝利手段へ繋げることが可能となる。Jumpstartでは黒のデッキに生け贄ギミックを搭載したものが多いため、コンビの相手には事欠かないだろう。
- フレイバー・テキストとイラストによれば、このデビルは(平和の象徴である)鳩を燃やして弾にするという皮肉がお気に入りのようだ。
- デビルといえばラクドス教団/The Cult of Rakdosの主力クリーチャー。「鳩」はアゾリウス評議会/The Azorius Senateの鳩散らし/Dovescapeを連想させる。背景には尖塔。Jumpstart収録のカードなので明示されてはいないが、ラヴニカ/Ravnica次元/Planeを想起させる一枚。
The devil appreciated the irony of using doves for ammunition. The townsfolk, not so much.
- 一方、Magic: The Gathering Arena上の日本語訳では"townsfolk"を「村人」と訳しており、都会のラヴニカというよりは薄暗い背景も相まってイニストラード/Innistradの村を連想させるような文章。実際、イニストラードはデビルが多く棲息する次元である。
その悪魔は、鳩を弾丸にするという皮肉が面白くて仕方なかった。村人は面白くなかった。(出典:Magic: The Gathering Arena日本語版 2021年11月9日時点)