上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer
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伝説のクリーチャー — ドワーフ(Dwarf) アドバイザー(Advisor)
あなたがオーラ(Aura)呪文か装備品(Equipment)呪文か機体(Vehicle)呪文を1つ唱えるたび、カードを1枚引く。
2/2オーラ、装備品、機体のいずれかを唱えるたびにドローできる伝説のクリーチャー。
コーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancerや純鋼の聖騎士/Puresteel Paladinの流れを汲む能力であり、適切なデッキで用いれば大きなカード・アドバンテージをもたらしてくれる。しかし、該当サブタイプはいずれも単体では機能しにくいためデッキに山積みにはしづらく、そうなるとドロー以外の能力がない上に伝説であるこれも4枚積みはしづらい、という点が悩み所。扱い方よりもデッキ構成そのものに気を配る必要のあるカードと言える。
特に相性がいいのは装備品で、0マナのカードも少なくないため、チェイン・コンボを形成しやすい。モダンの純鋼ストームでは、追加の純鋼の聖騎士として、登場直後から投入された。伝説である点は足かせだが、色拘束の弱い点や虚空の杯/Chalice of the Voidを乗り越えてドローを進められる点は評価できる。
スタンダードでは登場以降、結束のカルトーシュ/Cartouche of Solidarityなど構築級のオーラは見られながらも目立った戦績を残していなかったが、イクサランの相克で強力な軽量オーラである執着的探訪/Curious Obsessionを得たことにより白青オーラがアーキタイプとして成立し、その中軸として活躍した。
パイオニアやヒストリックでは、このカードを主軸に添えたオルゾフオーラが存在し、夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den登場以降は環境の一角を占めるようになった。
関連カード
サイクル
霊気紛争の伝説のクリーチャーのサイクル。いずれもレアで各色に1枚ずつ存在する。自身の名を冠するソーサリーである巧技サイクルも同時収録されており、その能力によってマナ・コストを支払うことなく唱えられるマナ・コストに設定されている。
- 上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer
- 遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance
- 不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan
- 航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider
- ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade
ストーリー
スラム/Sramはドワーフの男性。ギラプール/Ghirapurの上級建設官を務めており、ギラプールのインフラを管理している。詳細はスラム/Sramを参照。
参考
- カード個別評価:霊気紛争 - レア
- カード個別評価:カラデシュリマスター - レア
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード