ヴォーパル・ソード/Vorpal Sword
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Vorpal Sword / ヴォーパル・ソード (黒)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受け接死を持つ。
(5)(黒)(黒)(黒):ターン終了時まで、ヴォーパル・ソードは「装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。」を得る。
装備(黒)(黒)
パワー修整と接死を与え、プレイヤーの首をはねることもできる装備品。パワーを上げて素通しが痛くなり、接死でブロックにリスクを与えると効果自体は噛み合っている。
ただし装備コストの色拘束がきつく、修整値が小さめなアグロ寄りの効果なのも考えると、それなりに黒マナを安定して出せるようにしておきたいところ。
特殊勝利はコストはマナのみ、条件も戦闘ダメージを与えるのみと緩く、トランプルや回避能力と合わせると強力。ただし起動コストが非常に重く、起動に対応してクリーチャーを除去された場合、その後の立て直しが難しく大きな隙を晒すリスクがある。再装備にもマナがかかることを考えると、どちらかというとリミテッド向き。構築で狙う場合は専用に組むぐらいの感覚で行くべきか。
登場時のスタンダード環境では黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonや年老いた骨齧り/Old Gnawboneと相性が良い。どちらも飛行持ちなうえに宝物トークンを生成できるため、起動コストに必要なマナも賄える。ロマンコンボの域を出ないが狙ってみるのも一興か。
ダンジョンズ&ドラゴンズにおいて
原作TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」においては、非常に強力かつ貴重な魔法の武器の一つ(イラスト)。この剣による攻撃がクリティカルした場合、敵は首をはねられてほとんどの場合即死する。ただし、この効果は最初から頭を持たない怪物(例えばウーズのようなもの)には意味がない。
- さらなる元ネタはLewis Carrollの「鏡の国のアリス」。作中の詩に登場する英雄が怪物ジャバウォックを討ち取るときに用いた武器がヴォーパル・ソードである。
脚注
- ↑ Adventures in the Forgotten Realms Product Overview/『フォーゴトン・レルム探訪』製品紹介(Feature 2021年6月29日 Max McCall著)