Boomstacker

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2020年3月28日 (土) 12:21時点における133.200.172.32 (トーク) - whois による版
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Boomstacker (2)(赤)
クリーチャー ─ ゴブリン(Goblin)・工匠(Artificer)

Boomstackerが戦場に出る際とこれが攻撃するたび、Boomstackerの上にダイスを2個積む。(すべてのダイスは縦に積まなければいけない。)
Boomstackerはその上に積まれているダイス1つにつき+1/+1の修整を受ける。
Boomstackerは各戦闘で可能なら攻撃する。
積みが崩れたとき、Boomstackerを生け贄に捧げる。

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アーティスト:Jesper Ejsing


銀枠らしく、一風変わった形でダイスを用いるクリーチャー。ダイスタワーを積み上げていく能力を持ち、タワーが高くなればなるほどサイズも大きくなるが、崩れると生け贄に捧げるハメになる。

+1/+1カウンターの代わりに6面ダイスを使用することはよくあるが、普通はカウンターの個数をダイスの目の数で表現することによって管理や扱いを簡単にするため。これは逆に、ダイスタワーという扱いが煩雑かつ繊細な注意が必要なものを使用するため、まるであべこべになっていると言える。攻撃クリーチャーを指定する場合、攻撃に参加しているクリーチャーをわかりやすくするために少し前(いわゆるレッドゾーン)に押し出すのが慣例で、しかも攻撃に参加することによってこのクリーチャーをタップ、そして当然翌ターンにはアンタップもしなければならない。それを毎ターン行う必要があり、よほど慎重にやったとしても常に倒壊の危険が伴うだろう。

実用性を考えると、最初の攻撃時点で4/4になっていることからマナレシオはかなり高い。ただし4個も積んでいると、ちょっとしたことで崩れる可能性があり、攻撃すらままならない可能性も低くない。タップせずに済むなら少しは扱いが楽になるので、警戒を与える手段と併用するとよいかもしれない。

  • 公式記事におけるカード名の日本語訳は「流行り重ね」[1]

ルール

  • 使用するダイスは6面ダイスに限定されないが、実際にダイスであることが求められる。コインを2面ダイスといって使用するようなことはできない。4面ダイスを使うことも許されているが、推奨はされない[2]
  • 「積む」というのは、タワーの一番上にダイスを置き、完全に手を離した状態のことを言う。積もうとしたダイスが完全に手を離す前にタワーの上から転がり落ちた場合、タワーが崩れたとはみなさない[2]
  • ルール文章には「上に積む」と明記されているので、カードの横に積むなどの横着は許されない。
    • 屁理屈をこねるのであれば、ダイスに手を加えてはならないとは書いていないと言い張って、瞬間接着剤でダイス同士を貼り付けながら積んでいくことも(銀枠の例によってその場の雰囲気が許すのであれば)可能ではある。が、その場合でもタワー全体が倒れる可能性は残るだろう。
      • いざとなれば、一番下のダイスをカードに貼り付けてしまうのも手か。しかしそれでもタワーがある程度まで高くなるとカードごとひっくり返ることがありえるので、重心が高くならないよう下のダイスを重く上のダイスを軽くする工夫が必要か。いやあるいはいっそのことカードを重りに貼り付けてそう簡単にひっくり返らないようにしてしまうという手も…。
  • Boomstackerがコピートークンである場合でも、トークンを示す物品の上にダイスタワーを作らなければならない。
  • 他のプレイヤーが意図的にダイスタワーを崩すのは(ルール文章や総合ルールに規定はないとはいえ)マナーの問題として禁止とすべきである。

脚注

  1. Un-Boxing, Part 2/『アン』の箱詰め その2Making Magic 2020年2月17日 Mark Rosewater著)
  2. 2.0 2.1 Unsanctioned FAQ(Daily MTG 2020年2月25日)

参考

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