炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman
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グルールはとにかくただ殴るのみ、という性質を体現したようなクリーチャー。3マナ3/4と高いマナレシオ、マナ能力以外の起動型能力を起動したプレイヤーにダメージを与える能力を持つ。
桜族の長老/Sakura-Tribe Elderなどの頻繁に起動型能力が起動されるカードに対して効果的。師範の占い独楽/Sensei's Divining Topやパンプアップなどの複数回能力が起動されるカードに対しては、より高い効果が期待できる。しかし、そのようなカードを使えば自分もダメージを受けるので、これを使用する際にはそういったカードをあまり入れない工夫が必要となる。マナ能力では誘発しないので、マナ・クリーチャーと併用できる点が嬉しい。
スタンダードやラヴニカ・ブロック構築では、コントロール対策にもなるコスト・パフォーマンスの良さから、グルール・ビートやZooで使われた。
- 魂力や変成なども起動型能力なので、起動すればダメージを受ける。 戦場や墓地にないカードの起動型能力は起動型能力と意識されづらいことがよくあるので注意。
- そのため、ラヴニカへの回帰ブロックにおけるグルールのキーワード能力湧血とは、皮肉にもディスシナジーを形成してしまっている。
- 後のリメイクと違い、プレインズウォーカーの忠誠度能力でも誘発する。
- ドミナリアでのプレインズウォーカーへのダメージの移し替えルール廃止以前はプレインズウォーカーにダメージを与えることも可能だったので、抑止力が高かった。
- リメイクとして過酷な指導者/Harsh Mentor(アモンケット)、焼身のシャーマン/Immolation Shaman(ラヴニカの献身)が存在する。いずれも赤単色となり、対戦相手の起動にのみ誘発するようになったが戦場のクリーチャーとアーティファクトと土地限定となった。
参考
- そっちのグリーンカードじゃなくて (Daily MTG Feature 2006年1月12日 文:Mike Flores)
- カード個別評価:ギルドパクト - レア