移し変え効果

提供:MTG Wiki

2018年4月25日 (水) 12:27時点におけるKnl (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

移し変え効果/Redirection Effectとは、置換効果の一種。移し替えとも。


Palisade Giant / 矢来の巨人 (4)(白)(白)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)

あなたやあなたがコントロールする他のパーマネントに与えられるすべてのダメージは、代わりに矢来の巨人に与えられる。

2/7

目次

解説

ダメージが前者(クリーチャープレインズウォーカープレイヤー)に与えられる場合、代わりに後者へ与えるという効果がある。これは置換効果によって処理される。置換効果も参照。

前者と後者のいずれかが戦場ゲームを離れていたり、ダメージを与えられることのないパーマネント・タイプになっていた場合、何も起こらない。

旧ルール

移し変え

かつてコーのダメージ移し変え能力などは、「移し変える」というテンプレートを使用していた。「移し変え」は廃語になり、置換効果の一種である「移し変え効果」によって処理されることとなった。

プレインズウォーカーへのダメージの移し変えルール

2007年10月のローウィンにてプレインズウォーカー (カード・タイプ)が登場して以来、2018年4月のドミナリア発売に伴って総合ルールが変更されるまで、以下のルールがあった。プレインズウォーカー (カード・タイプ)#旧ルールも参照。

  • プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、対戦相手である他のプレイヤーがコントロールする発生源戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは置換効果である。
    • あなたがショック/Shockを、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを対象に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
      • ショックの解決に際しダメージを与えるときにプレインズウォーカーに代わりに与えるのであって、ショックを唱える際の対象はプレイヤーであり、プレインズウォーカーに与えるという宣言も必要ない。ショックに対してカウンターを行う時点では対戦相手がどちらにダメージを与えるのかは判明していない。
      • 逆に、あなたが唱えた地震/Earthquakeなどがあなたに与えるダメージは、あなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し変えることはできない。
    • 双頭巨人戦でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他のチームメイトがコントロールするプレインズウォーカーに与えることはできない。
  • ショック/Shockなどの直接的なダメージは、プレインズウォーカーに移し変えられる前に軽減することが可能だが、戦闘ダメージの場合は直接プレインズウォーカーに与えられるため、プレイヤーへのダメージ軽減でそのダメージを防ぐことはできない。そのため、物語の円/Story Circleのような軽減系のカードを使うときは注意が必要だった。

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif