法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringer
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伝説のクリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
法をもたらす者、アゾールが戦場に出たとき、各対戦相手は、次の自分のターンの間、インスタントかソーサリーである呪文を唱えられない。
法をもたらす者、アゾールが攻撃するたび、あなたは(X)(白)(青)(青)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたはX点のライフを得て、カードをX枚引く。
アゾリウス評議会/The Azorius Senateのパルンズ/Paruns、アゾール/Azorが、なんとラヴニカ/Ravnicaから遠く離れたイクサラン/Ixalanでカード化。飛行に、CIP能力としてスフィンクスの命令/Sphinx's Decreeを、攻撃時誘発型能力としてスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationを内蔵する。
6マナ6/6飛行のスペックに、かつて猛威を奮った強力な呪文をも内蔵している。CIP能力の方はソーサリーによる除去を防ぎ、2番目の誘発型能力に繋げやすくなっているが、インスタントに対する除去耐性はほとんどないことに注意が必要。2番目の誘発型能力の方はタイミングが限定されているため、スフィンクスの啓示と違って柔軟な運用には向かないが、このサイズのフライヤーに付いている能力としては十分に強力である。幸い白と青は対戦相手の除去を妨害する手段が豊富なコントロール傾向が強い色なので、フィニッシャーとしての運用は期待できる。
クリーチャー主体のイクサラン・ブロック期のスタンダードよりも、むしろインスタントやソーサリーが主体のモダンに適性のあるカードと言えよう。
- ギルド/Guildの指導者らしく、マナ・コストには対応する色マナを2つずつ含む。
- イクサラン次元には元々スフィンクスが生息していないため、このカードがイクサラン・ブロック唯一のスフィンクスとなる。現地でもアゾールは「翼ある獣」と呼ばれており、「スフィンクス」という単語が存在しないことを示唆されている。
ストーリー
アゾール/Azorは、スフィンクスの男性。元プレインズウォーカー/Planeswalker。全多元宇宙にとって脅威となる悪しき存在を封じるため、自らのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを捧げて次元渡りを封じるアーティファクト、不滅の太陽/The Immortal Sunを創り上げた。詳細はアゾール/Azorを参照。