首謀者の収得/Mastermind's Acquisition
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ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
・ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード1枚をあなたの手札に加える。
あらゆるカードを、ライブラリーのみならずゲームの外部からも探してくることができる超万能サーチ。ついに登場した魔性の教示者/Diabolic Tutorの上位互換。
4マナとやや重いが、各種教示者や願いと同様、シルバーバレットやコンボパーツを揃えるのに役立つ。また、願いとは違い自身を追放しないため、再利用が比較的容易であるのも見逃せない。
シルバーバレットによってゲームプランを修正できる点は、サイドボードの駆け引きで裏目を引いたり、1ゲーム目で相性の悪いデッキと当たった際など、戦略レベルでのディスアドバンテージの保険となるため、コントロールやコンボデッキにとっては価値が高い。
登場時のスタンダードでも、黒を含むコントロールデッキでは汎用性の高さを買われて1~2枚採用される例がある。モダン以下の環境でもストーム系などの相性の良いアーキタイプでは採用される可能性がある。
- 色の違いがあるとはいえ、5マナでカード・タイプの制限がある黄金の願い/Golden Wishの立場がない。
- 「ゲームの外部」の指す範囲については、願いの項目も参照。
- 公式ハンドブックでは「境界線を越える危険な2択」と、効果の性質を端的に表現されている。肝心の評価も、5段階評価中リミテッドでは3つ星、構築では4つ星となっている[1]。
ストーリー
ジェイス・ベレレン/Jace Belerenと過ごした日々の記憶を失ったヴラスカ/Vraskaは、自分がいつの間にか不滅の太陽/The Immortal Sunの真下の部屋にいることに気づいた。雇い主から数ヶ月前に教えられた複雑な呪文を唱えると、紫色の円が開き、天井の不滅の太陽は他の次元/Planeへと運ばれていった(イラスト)。
こうして首謀者ニコル・ボーラス/Nicol Bolasは、カラデシュ/Kaladeshの次元橋/Planar Bridge、アモンケット/Amonkhetの永遠衆/Eternalに続く第三のピース、イクサラン/Ixalanの不滅の太陽を手に入れた――自身は一歩も動かずして[2]。
邪悪なパズルの欠片がまたひとつ。
脚注
- ↑ 真木孝一郎『マジック:ザ・ギャザリング イクサランの相克公式ハンドブック』(ホビージャパン、2018年1月19日初版)p.38 ISBN 9784798616087
- ↑ Sabotage/妨害工作(Magic Story 2018年1月31日 R&D Narrative Team著)