アゾール/Azor

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アゾール/Azorラヴニカ・ブロックラヴニカへの回帰ブロックイクサラン・ブロックのキャラクター。カードとしてはイクサランの相克法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringerが初出。

目次

解説

スフィンクスの秘儀術師/Hieromancer。元プレインズウォーカー/Planeswalker。男性(イラスト)。

その出身次元/Planeは定かではないが、1万年以上の時を生きるアゾールは多元宇宙/Multiverseの各地を渡り歩いている。数多の古代文明に伝説として残されている「法をもたらす者/Lawbringer」、しばしば翼を持ち、神かそれに近いものと見なされる存在は、彼にその起源を求めることができる。アラーラ/Alaraからゼンディカー/Zendikarまで、様々な次元のスフィンクスに見られる振舞いや文化は、彼の影響の痕跡であると考えられている。

ラヴニカ/Ravnicaではアゾリウス評議会/The Azorius Senateパルン/Parun(創始者)、最高判事アゾール一世/Supreme Judge Azor Iとして知られている。彼はギルド/Guild間の秩序を守る魔法の協定ギルドパクト/Guildpactの大部分を起草した人物であり、さらにそれが効力を失った場合の保険として暗黙の迷路/The Implicit Mazeを密かに構築していた。その名前はアゾリウス評議会を初めとして、地名(アゾール公会広場/Forum of Azor)やスラング("Azor's blood!"で、現実世界の"Jesus!"や"God damn!"と同様の意味)にも残っている。

イクサラン/Ixalanにて、彼は自らのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを犠牲に不滅の太陽/The Immortal Sunを作り上げた。薄暮の軍団/The Legion of Dusk吸血鬼/Vampireはアゾールのことを、彼らの前身となるトレゾン/Torrezon大陸の王国から不滅の太陽を奪った翼ある獣/The winged beastとして記憶している。一方川守り/The River Heraldsマーフォークは彼のことを、強大な力を持つ不滅の太陽を黄金の都オラーズカ/Orazcaに秘匿し、その都を隠し通す使命を自分たちに託した最後の守護者/The Last Guardianとして崇めている。

ウギン/Uginの盟友であり、巨悪ニコル・ボーラス/Nicol Bolasを封印するため、プレインズウォーク自体を封じるアーティファクトとして不滅の太陽を完成させて待機していたものの、アゾールが各次元の文明に残した痕跡が仇になり、策謀を嗅ぎつけたボーラスがウギンをタルキール/Tarkirで殺害してしまったため、イクサランから脱出できないままになっていた。

その後はイクサランの各勢力に法と社会秩序をもたらしたものの、同時に「不滅の太陽」を巡る数百年の破壊的な混乱を招いた点については全く関心を持たず、ラヴニカ/Ravnicaの腐敗と混沌についても「民の過ち」と省みない姿勢をギルドパクト/Guildpactであるジェイス/Jaceに断罪され、「役立たず島」に幽閉された。

  • ドミナリア/Dominariaの近傍にアゾリア/Azoriaという次元も存在するが、こちらとの関連性は不明。

登場

登場カード

カード名に登場

ラヴニカへの回帰
アゾールの雄弁家/Azor's Elocutors
イクサランの相克
アゾールの門口/Azor's Gateway

フレイバー・テキストに登場

ディセンション
アゾリウスの霊気魔道士/Azorius Aethermage
イクサランの相克
スフィンクスの命令/Sphinx's Decree太陽の聖域/Sanctum of the Sun(偉大なスフィンクスとして)

イラストに登場

イクサランの相克
スフィンクスの命令/Sphinx's Decree

登場作品・登場記事

ラヴニカ・ブロック
  • Ravnica(小説、劇中劇にて)
ラヴニカへの回帰ブロック
戦乱のゼンディカー・ブロック~イニストラードを覆う影ブロック
イクサラン・ブロック

参考

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