霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin
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自身を追放領域から唱えることができるクリーチャー。その特性上、追放系の除去に耐性があるだけではなく誤った指図/Misdirection等のコスト支払いや刻印させたりしてもアドバンテージを失うことがない。
墓地に置かれても、墓地のカードを追放する手段を用いればすぐにリカバリーできる。同ブロックではスカーブの殲滅者/Skaab Ruinatorなどの追加コストにするのがお手軽。あるいは次元の狭間/Planar Voidがある状況なら、普通に除去されても自動で追放できるので相性が良い。
4マナ3/3飛行とサイズも及第点で、追放を多用する相手には強力な戦力となる。一方、追放を重視していない相手に対しては、単なる中堅フライヤーであるという欠点もある。その場合、墓地から再利用する単純なリアニメイトに比べ、「わざわざ追放領域に移さないと再利用できない」という欠点にもなりえる点に注意。
- 続唱やちらつき/Flickerのように、効果の最中に一時的に追放されてまたすぐにほかの領域に移動するものとはコンボにならない。優先権を得ていないときに唱えることはできない。
- (銀枠になるが)さすがにAWOLで追放されては唱えることができなくなってしまう。これは追放領域ではなく最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域に置くためである。
- 対戦相手が唱えた呪文乗っ取り/Spelljackに打ち消されるとルール的に面倒なカードである。この場合は、その相手とオーナーに唱える権利があるが、優先権を得ている方が先に唱えることができる。
- 類似の金床/Semblance Anvilに刻印されている状態のこのカードを唱える場合、金床のコスト軽減効果が適用されないことに注意。スタックに移動してコストを払おうとする時点で、刻印されてない状態になっているため。