肉裂き怪物/Flesh Reaver

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ウルザズ・サーガで登場した黒ウィニークリーチャー。これが対戦相手にダメージを与えるたびに、そのダメージが自分にも返ってくる厳しいデメリットを持つ。

しかしながら2マナ4/4という破格のコスト・パフォーマンスを持つクリーチャーであることは確かで、スーサイドブラックに投入されていることも多かった。

対戦相手にブロッカーがいなければ瞬殺できる魅力があるので、戦場を一掃したあとにこいつを唱えるか、早いターンに戦場に出して対戦相手のブロッカーを除去する使い方が一般的。再生つきブロッカーには注意。

傭兵デッキではブロッカーとしても使われる。ダメージを食らっても、攻撃クリーチャーを撃破できれば十分なのである。

• あくまでダメージなので、黒の防御円/Circle of Protection： Blackや崇拝/Worship、吸血の絆/Vampiric Linkなどでデメリットを無効化できる。
• スタックと誘発順に注意。この能力は「対戦相手にダメージを与えるたび」誘発するため、たとえば対戦相手のライフと自分のライフが4であっても、対戦相手にダメージを与えてから自分へのダメージが発生する。ライフが0になった時点でプレイヤーは敗北するため（状況起因処理）、上記のような状況下では自分は敗北しない。
• ブロックする／されるのを承知で用いる場合、対戦相手の巨大化/Giant Growthのようなパワーを増加させる呪文には注意。予想外のダメージをもらって命が危うくなる可能性がある。当時のスタンダードだと、同じく黒の憎悪/Hatredあたりが危険。即死しかねない。

参考

• カード個別評価：ウルザズ・サーガ - アンコモン