けちな贈り物/Gifts Ungiven
提供:MTG Wiki
その名を冠したけちコントロールの主軸として各種フォーマットで大活躍した、強力なサーチカード。
手札に来るカードは対戦相手によって決められてしまうが、カードを墓地から回収するカードを一緒にサーチしてくることで、結局好きなカードを使えるようになる。
当時のスタンダードでは永遠の証人/Eternal Witnessや回収/Reclaim、喚起/Recollectなどとコンビを組んだ。ヴィンテージでは、欲しいカード+埋め合わせ/RecoupまたはRegrowth、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willとサーチすることができる。またエターナル全般において、コントロールデッキを中心に、壌土からの生命/Life from the Loam+土地や回顧カードをサーチする使い方も多い。 ウルザ 特に墓地回収カードを仕込まなくとも、似た役割のカードを4種類を選んでも理想の展開に繋げることができる(例えば、クリーチャーを除去したいときにクリーチャー除去4種類)。また、単純に考えて、デッキの3番目と4番目に強いカードを引っ張ってこれるというのも良い点である。
ウルザランドを一枚コントロールしてた場合他の2枚と世界のるつぼ/Crucible of Worldsとトレイリア西部/Tolaria Westを選ぶことでどの組み合わせでも3種類そろえることができる。
- 探すカードに条件がついているので、4枚のうちの一部または全部を「見つからなかった」ことにして、「見つかった」カードを2枚以下にすることも出来る。そうした場合は2枚の中から2枚を選ぶことになり全て墓地に置かれてしまい手札に入らないが、確実に墓地に落としたいカードがある時は有効な使い方。
冠雪の島/Snow-Covered Islandと島は別の名前なので4枚のうち2枚選択することは可能である
- この手の多くのカードと異なり、対戦相手を対象に取る。つまり、2人対戦で象牙の仮面/Ivory Maskを出されると唱えられなくなるので注意。
2004年12月23日よりプリズマティックで禁止カードに指定された。2007年6月20日よりヴィンテージで制限カードに指定された。2009年7月1日より司令官戦で禁止カードに指定された(EDHでは2009年6月20日より禁止)。
主なデッキ
関連カード
- 直観/Intuitionの修正版。探すカードが4枚、手札に加わるカードが2枚に増えたが、同名カードは1枚しか選べなくなった。またマナ・コストやカード・タイプ、対戦相手に選択を迫る点では嘘か真か/Fact or Fictionを彷彿とさせる。(→Gifts Rapt、Card of the Day 2005/08/16(邦訳)参照)
- エルドラージ覚醒では、緑版で土地限定の未知な領域/Realms Unchartedが登場した。