吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus
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Vampire Nocturnus / 吸血鬼の夜侯 (1)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開した状態でプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが黒であるかぎり、吸血鬼の夜侯とあなたがコントロールする他の吸血鬼(Vampire)クリーチャーは+2/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ。
基本セット2010に登場した、吸血鬼のロード。ライブラリーの一番上をチェックするという、少々変わった条件を持っている。
通常のロードよりも大きいパワーへの修整値に加えて飛行も与えるため、はまったときの攻撃力はなかなかのもの。4マナ3/3というラインを超えているが、トリプルシンボルと色拘束がきついことも含め、できる限り能力が発揮できるようなデッキ構築を目指したい。色事故防止や、ライブラリーのシャッフル手段としてフェッチランドを採用すると良いだろう。
登場時点での吸血鬼は大型で重いものが多く並べにくい上に、大抵は自前で飛行を持っているため、能力が活かしにくかった。しかし、続く大型エキスパンションのゼンディカーで吸血鬼が黒の部族として大々的に取り上げられ、優秀な部下を得ることに成功。ゼンディカー・ブロックを含むスタンダードで吸血鬼デッキが誕生し、吸血鬼の夜候はその打撃力アップの要として活躍している。
- +2/+1といびつな修整値だが、黒のカードには邪悪なる力/Unholy Strengthや堕天使/Fallen Angelなど、パワー寄りの修整を与えるカードが多い。
- 同セットのレアに存在するロードに対して、こちらは自身にも修整が与えられることに注意。
- ライブラリーの一番上の色を参照する辺り、収斂の冠/Crown of Convergenceに似ている。
- 「ライブラリーの一番上のカードが黒である限り」という条件は、おそらくは「夜(日が昇っていない時間)」を表現しているのだろう。夜に吸血鬼がその本来の力を現すことを表現した能力である。
- 基本セット2011ではこれと入れ替わる形で、新たな吸血鬼のロードの蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampireが登場した。