Blacker Lotus
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パワー9のBlack Lotusをも超える、最強のマナ・アーティファクト。しかし、このカード自身を破るというとんでもない効果を要求される。
これをきちんとビリビリに破いて使った人は、ある意味勇者である。一応このカードも高値なのだ。
まじめにBlack Lotusと比較した場合、出るマナが1マナ多い反面、(少なくともそのゲーム中は)再利用ができないので一長一短である。
ルール
公式裁定
Unglued Rulings Summary(相良守人訳)より引用。アングルードの裁定は基本的には冗談であることには留意すること。
- マジックに存在する色しか選べない。銀枠世界では5色とピンクと目の色すべてが該当する。また、オプショナル・ルールを適応させるのならば、ありとあらゆる色を選ぶことができる。
- スリーブに入っている場合は、破る前にBlacker Lotusをスリーブから出す。また、オプショナル・ルールとして「スリーブに入っている場合、スリーブごと破る」を適用してもよい。
- 精神隷属器/Mindslaverやコントロール奪取によって、対戦相手に自分のBlacker Lotusを破られそうになった場合、破られる前に投了し、破ることを阻止することができる。
- トーナメントにおいて、カードを破ったことでデッキが60枚未満になった場合、そのゲームでは不正にはならないが、次のゲームまでにサイドボードからカードを加え、デッキを60枚以上にしなければいけない。
- Blacker Lotusのプロキシとして、通常のBlack Lotusの表面を黒のマジックペンで完全に塗りつぶしたもののみが認められている。それ以外をプロキシにすることは認められていない。
- 破った後のゴミはあなたが掃除する。リサイクルが奨励される。
その他
- 破くのはコストではなく効果だが、マナ能力なので対応して手札に戻したりはできない。
- アンヒンジドのVile Bileに関するFAQでは、スリーブはカードの一部であるとされているので、スリーブだけを破れば、このカード自体は破らずに使えるとも考えられるが、そのFAQはVile Bileに対してしか言及していないので、この方法は抜け道にならない。
- 上記の通り、Blacker Lotusのプロキシとして認められるのは、(Blackerでない)通常の(normal) Black Lotusを黒のマジックペンで塗りつぶしたもののみだが、そのBlack Lotusが本物(genuine)であることは求められていないので、Black Lotusのプロキシを塗りつぶして使うことができる。
- 破れなどのあるプアのカードでも、カラースリーブに入れて他のカードと判別できなければゲームには使えるので、うまく破れば同じカードを使い回せる。
- 公式裁定でも、上記の通りリサイクルが奨励されている。ぜひともリサイクルしよう。